ノマドスタイルの罠
ビジネスにおける等価交換の法則とは?
私の好きな「鋼の錬金術師」で、有名な台詞があります。
それは、錬金術における最も根本的な原理「無から有は作れない」
「何かを得るには同等の代価が必要である」というもの
ウーン、含蓄のある言葉だと思いませんか?
これは錬金術に関わらず思想信条として出てくる場合もあり
「鋼の錬金術師」の重要なテーマともなっています。
さてノマドスタイルとは、インターネットにおけるクラウドという概念を
インフラとして利用する効率的な働き方、と考えることもできます。
しかし、結果的にフリーランスと安易に考えている人も多い。
なのでノマドスタイルとは、自由になることではない!
ということを始めに認識してください。
ノマドスタイル=自由と考えると、人生を誤ります!(;^_^)
確かに会社を辞めれば、ノルマからは開放されるでしょう。
嫌な上司や同僚の顔も見なくてよい。。。
しかし収入もゼロになります。(笑)
自分の力で稼ぐ力がなければ生活はできません。
ノマドスタイルとは、会社から解放される替わりに
あらゆる責任を会社の替わりに自分で負うようになるのです。
そういう意味では、自由ではないことを自覚する必要があります。
会社に行けば、そこには日々の仕事が用意されています。
そして何も考えずに言われたことをしてればいい。
ここに疑問を感じて「自由に生きたい!」
「やりたいことで稼ぎたい!」と思う人が多いわけですね。
しかし自分で考えて行動しようと思ったとたんに機能不全に陥る
そういう人が多いのが現実です(;^_^)
ノマドスタイルをゼロベースで目指すなら
少なくとも最初の一年は、無報酬でも働く覚悟が必要です。
つまり、稼ぐ力を身に付ける努力が必要だということです。
社員というのは会社の大切な歯車です。
歯車が欠ければ、会社もまた動かなくなる・・・
つまり、歯車もまた、社会に必要な存在なのです。
もしあなたが歯車に適しているのであれば・・・
会社にとって大切な歯車として生きるという生き方がベターです。
まずは、あなたがどちらのタイプかを考えましょう。
つまり何が言いたいかと言うと
自由を手に入れるためには
その自由に見合う何かを支払う必要がある!ということです。
インターネットビジネスを勧める側の良くないのは
「一攫千金」「誰でも楽に」「寝ながら稼ぐ」
みたいな「安易さ」を暗示するブラックな手法です。
そんな甘い話がこの世にありますか?
エドも言っています。
「何かを得るには同等の代価が必要である」と