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休職徒然日記12月13日:観劇してきた話④※劇の内容の話してます。

今日は、たまたまSNSをみていたら、
とある舞台の感想が流れてきて、なんとなく観てきました。
下記の劇団さんの作品です。

劇団普通さんの「病室」という作品。

全く知らなかったのですが、ふとなんとなくで観に行きました。
ここ最近みた作品では一番好きだったかもしれない。

入院している4人の男性とその家族とか看護師さんとかを中心とした会話劇でした。
全編会話が、茨城弁で進んでいってました。
聞いていて、とても心地が良かった。
語尾に「でしょうよ~」ってつくのが茨城弁の特徴なんでしょうか・・・
みんな言ってて可愛かった。
本当に何気ない会話。
でも、聞いてるうち全員がとてもとても愛おしく感じて、
空間が心地よかった。

ぱっと印象が残ってる部分は、
息子に勉強しなさい、勉強以外はするなと高圧的だった父親が、
病気をして入院して、めちゃくちゃ弱っていて、
妻がお見舞いにくるのも遅いと拗ねたり、
妻と娘が帰るのを病室の窓から見てる丸い背中とか。
(そして息子は重要なところではお見舞いくるけど、定期的には来てない)
なんだかすっごい人間だな・・・と感じで愛おしくなりました。
劇中に出てくる人がみんな本当に人間臭い。
過去やってたこと、現在のこと。
正しいか正しくないか分からないけど、
全部ひっくるめて、人間だなと感じて
私はとても愛おしかった。

私、基本舞台や映画を観ていると飽きるんです。
だからハラハラドキドキ派手めな演出してる作品が好きだな~と思っていたのですが、
こういう無音でゆっくりシーンが進んでいく作品も全然大好き。
人の会話を聞くのが大好きなんですよ。
会話劇すごい好きなんだな~~~~~~。
ひっさびさにほわほわしながらお家へ帰りました。
演劇の空間、やっぱり大好きだ。


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