演奏会が持つとてつもない生命力
こんにちは。
昼頃に起きてしまい、時間を取り戻そうと毎日必死のあみゅーじっくです。😅
今回は「演奏会」についてお話します。
私は先日とある演奏会に行きました。
それがこちら!!
ロッシーニやリスト、ラフマニノフといったプログラムで、それはそれは豪華な演奏会でした。
ラフマニノフはみんな大好きな交響曲第2番。
そしてリストはピアノ協奏曲第2番。
オーケストラもピアノソリストも、最高にかっこよかったです。
やっぱり生の演奏会っていいなあと、改めて感じました。
ところでみなさんは演奏会にどのくらい足を運ぶでしょうか。
最近はこのようなご時世ということもあって、演奏会のように生の音を聴く機会は少ないですよね。
またコロナとか関係なく、現代は音源で聞くこともできるため、なおさら足を運ぶ機会はないと思います。
その分演奏会を聴きに行き、生の音を味わうことの価値はとても高まっています。
今回はそんな「演奏会」のすばらしいポイントを2つお話します。
まずは何といっても、「音」です。
日常では音源で様々な曲を聞くことの方が多いと思います。
でもだからこそ、実際に演奏者から奏でられる生の音を聴いたとき、いつもとは違う非日常体験に、感動します。
楽器から鳴る音が直接耳に届く。
この時以上に、楽器の音色のすばらしさを肌で感じられる瞬間があるでしょうか。
生で聞こえてくる楽器の音は、澄み切っていて余韻まで濃厚で、それはもう最高なんです。
そして「空気感」。
これは実際に演奏会に足を運ばないと、絶対に味わうことのできないポイントです。
私たちは演奏会で音楽を聴き感動するわけですが、その感動は単に「綺麗な曲だから」という理由だけではないハズです。
演奏者の息遣い、表情、1つ目の音が鳴るまでの静けさ、演奏終了直後の万雷の拍手。
その1つ1つすべてが集まることで大きな感動を生むのです。
CDやスマホの音源が発達して、いつでもどこでも聞けるようになっている世の中なのに、なぜ私たちはわざわざ会場に足を運ぶのでしょう。
それは、生の音だからこそ味わえる「数分の空気感」が忘れられないからではないでしょうか。
こんな記事を書いていますが、私もずっと演奏会という空間に足を運んでいませんでした。
ものすごく久しぶりに生の音を聴いたんです。
演奏が素晴らしかったのは言うまでもないですが、それだけではなく自然と涙がこぼれてきました。
音楽そのものに「おかえり」と言われたような気がしたんです。
生の音を聴くことがこんなにもあったかい気持ちにさせてくれるんだなあ、と改めて感じました。
コロナ時代になって久々に聴いた音に安心感を覚えたワケですが、正直ここまで感動したのは初めてだったんです。
自由ままならないご時世の中で聴く彼らの音楽は、どこまでも自由でした。
初めて聴く楽団の演奏だったのですが、最初に感じた感情は「なつかしさ」だったんですね。
それから、私は日々音楽を勉強している身なので、当然いつも楽しめるワケではないんです。
うまく演奏できなくて悩むことだってあるし、もし「練習」しなくていい毎日だったら、なんて考えてしまうことだってある。
でも実際に演奏会で生の音を聴いて、そんなネガティブな思考は一気に吹き飛びました。
やっぱり何があっても、音楽から離れることなんてできないなあと心から思ったんです。
私は演奏会に行ったことで、余計に音楽が大好きになりました。
今は大変なご時世ですが、機会があるならぜひ演奏会に行ってほしいと思います。
曲を聴くだけで色んなことを考えさせられるし、心が浄化されるんですね。
音楽を勉強している人は、一度生の音を味わってみてください。本当にリフレッシュになるし、音楽がさらに大好きになるハズです。
そして音楽を勉強しているわけではない人も。
明日から頑張ろう、と思えるハズですよ。
演奏会はとてつもない生命力を持っているんですね。
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