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第13章 長女と向き合う

我が家にお兄が来て
10年の月日が経ち
現在 振り返ると

まるで……

ジグゾーパズルのピース
ひとつ ひとつ
はめるのを見てるかの様な
心持ちで映像が思い出される…

すると今になって
見えてきたものがあった
なんと😳……

お兄は私の3人の子供1人ずつに
それぞれ数年かけてじっくり
向き合っていたことに気づく😳

面白い話です…

全くの他人である
お兄と暮らす10年で
エスカレートする子供達との波乱
緊張のとれない時間を過ごす事で

集中していたのでしょうかね🤣
気づかない間に
私が……

「醜いあひるの娘」だ

と言う最高のネガティブMAXな
認識を忘れていた時間だったのです🤣
(あひるの冬眠中ですよ🤣まるで)

それどころか🤪
お兄を見て……

「彼は醜いあひるの子」だと‼️

私の思考が移動を
始めていたのです☝️
笑えます🤣

「という事は⁉️」ですよ~♪̊̈♪̆̈

まだ当時の時点では
気づいておりませんがね☺️

私は「醜いあひるの娘」では
「無い⁉️」のですよ…

「明らかに気のせい」🤣

自分とは…
見えないものぞ…🤔

今回は娘との話になります
お兄は娘と同じ高校を選び
一緒に通い始めた…

周りは「本物の兄弟」だと思っている
生活を共にすると顔も似てくるもの☺️

今回の話は姉さんは3年生
お兄は1年生の頃

最近になって聞いた話だが~

娘は 高校でお兄を始終睨みつけ😠
見張っていたと🤣
彼の友達が笑って話してくれた

「おい‼️お前の姉ちゃん
また お前を見張ってるぞ~
睨んでる❗️マジ怖ぇぞ~‼️」🤣

きっと……
それは私の為?🥺
「猿ぎみな動きをする彼
(ぽか)をしないように?」
だったのか……?🤔

当時の事を
お兄もまた見張られるからこそ
(とても緊張して気をつけたよ)と
笑いながら語ってくれた🤣

眺めれば眺める程…😅
行動から何から~

あの頃の彼は絵本に出てくる
1羽だけ色の違う羽の不格好な
「醜いあひるの子」に見えていた


少し長女の話をします

バスに乗りアルバイトに行く娘
バイクの免許に反対する私の目を掠め
友人の家に泊まると言って
なんと😱
自分で全てを準備して
私のバックから印鑑を持ち出し
1発で🤭原付の免許をとり
なに食わぬ顔で帰って来るなり
ぽん‼️
ベットのど真ん中にナンバープレート
を投げ置いていた😩
バイクは……😅
友人に頼み中古を貰ってきていた

行動力の半端ない娘😱
ナンバープレートを見て
😡説教をしようものなら💦

彼女の名言集~
「1度きりの私の人生
好きなことして何が悪い‼️
したいことしないで死ぬより
やりたい事して何かが起こったら
それで本望や‼️」

印鑑を盗んで嘘をついて免許をとり😬
驚くのは……
まーったく悪ぶれていない🤭
まぁ~
1発でミスなく免許撮って帰り
「どうよ!文句ある⁉️」
という堂々たる動きに
我が娘ながら脱帽でしたよ…
調べて役場も行ったのでしょうから😅

それから数週間して1本の電話がなる
ルルルルル📞

「お母さんどうしよう~
車にぶつかったの😩」

声のトーンから大体の予測ができ
直ぐに父の軽トラを借り
板とロープを積んで
迎えに行った……

びっくりなこともあるもので
この事故ですが~
娘のバイクをぶつけた相手が
サッカー部の父兄の車だった😱
娘へのリスクも軽減され
サッカー部で私に意義を
申し立てていた彼の奥様にも
我が家の名前を言わずに済ませ
平和に解決して貰えた事で
私に対して何も無いどころか
「気のせいだった❓」バリの
私の傷がひとつ癒えた事件になった
のであります🍀*゜

凄いよねえ~😆👏
娘のすることを笑って認めた時
起こったはずの(認識するハプニング)も
ハプニングなどではなく
ラッキーに方向転換され
全く違う方向から”🤷🏻‍♀️゛
他のことまでが解決した⁉️

キーワードは「心配」は必要ない❣️
というオチかな~

結局……(心配などの想像)は
どうにでも変化するということが
よく分かる出来事だった🤔

娘もきっと怖かったはず……
反省してるようでしたが
ミスはミス

「自由には責任が伴う」
と言ってある…

相手の車修理返済金は
自分で払うよう促した
丸々 1ヶ月分の彼女のアルバイト代は
修理に消えた

(この時車の支払いを娘自らさせた
ことに対し 母としてかなり💦
毎日の彼女の頑張りを思えば
しんどかったなぁ~🥹
娘のかっこええ啖呵を思えば
これは曲げてはならないと
ぐっと…耐えたことを覚えている
しかし…よ
お給料まるまる消えるのを
見るのはきつかったなぁ~😭)
何日も何日もしんどかった🥹

自分のバイクを治すお金は無い…
バスで行くかと思いきや😅
次の日……
何やら楽しそうに
私の弟に手伝ってもらいながら
透明なガムテープを買ってきて
ペタペタ割れている箇所を修正

弟は大笑いしながら指さして

「見てん‼️姉ちゃんの娘~♪̊̈♪̆̈
最っ高~‼️笑っちまう~
わははははははは!
これで通うんやて~すげぇわ🤣」

バキバキの そのバイクで
卒業までアルバイトに通った!

あっぱれ🥹
凄まじい根性~
年頃の娘なのに
恥ずかしくも無い様子~

ガムテープだらけの
割れたバイクに乗り
祖父母の乗る車にすれ違う度
満面の笑みでバイクもヨロヨロ
揺らしながら
大きく手を振る娘が
本当に素敵だと両親も笑っていた

見るも無惨な原付バイク🤣

やんちゃな娘に似合いそうな
ヘルメットに出逢う
思わず購入して帰った💓💞
やはりとても似合ってて笑ってしまった🤣

イケメン♪̊̈♪̆̈

バイクでアルバイトに行く日々
娘も穏やかさを取り戻して行った
事故もなく この頃はやはり
(心配をある程度は置いといて)
自由が必要なんだな~
とみるみる成長する娘を眺めていた

娘がお兄に頼み事をしたり
ひねくれ気味な表現ではあっても
仲良く話す姿を見かけるようになる
そして娘の高校生活最後の体育祭

カッコよすぎる❓怖すぎる❓女副団長🤗

砂埃の中 裸足でドスの効いた掛け声…
高く足の裏が空を蹴る……
男の子達の中で一際目立つ
カッチョイイ女の子……
我が娘だった🥹
涙が込み上げた……

色々な場面であの子の無言の思い
片親での不憫さを申し訳なく
共に生きてきたこと……

「これでよかったんだ……
何一つ無駄なことなどなかった…」

「あの時の車の修理代も
あれでよかったんだ……」

娘の姿を見て確信した
掛け声高く「啖呵切っている娘」
最高の思い出をくれた日

卒業後はアルバイト先だった
イタリアンレストランに就職が決まる

ADHDの可愛い娘の作る
最初で最後の私の誕生日の料理は
忘れられないものだった
小さい頃から私が作ってきた
子供達へのメニューを再現してくれた

調理台に裸足で登りお片付け😅
珈琲豆🫘を削る

いつもいつもお茶目で
楽しそうで✨
怒ったら~恐ろしく
それはそれはヤマンバの如く🤣
表現はとても下手だが
真っ直ぐでとても優しい娘

そんな娘と一緒に作った
最後の亀のメロンパン🐢

亀の🐢メロンパン

我が家を出ていく前の夜
娘が言った言葉

「お母さん…
あいつ(お兄)はいい奴だよ……
高校の時ずーっと見てたの
あいつに裏は無い…
お母さんを守れるはず」

そう言って独り立ちをした🥹

娘の父親(元旦那様)は…
何も言わず私の大好きな
ペアのナンバーで
真っ赤な新車をプレゼント🎁
してくれていた
離婚当時はいがみ合ったが
離れてみてきっとお互いに
今は理解し合っているように思う
この赤い車…後に
我が家族に大切にされる車に
なっていくのです……

バリバリ仕事をする娘が巣立ち……

そこからお兄は本気を出し始める

「高校を辞めて働きたい…
何もせずにさ~ダラダラと
ふざけながら8時間座ってるなら
その分お金を稼ぎたい
3年は長すぎる」

そこから担任の先生と1悶着
大事になっていく😅

先生がお兄のお父さんに連絡をした
高校中退に反対するお父さんは
ある事ないこと
私の事を吹き込んだ(のか?😅)
担任の先生の態度が一変した

先生がかわりばんこに来る
県の職員や民生員が
かわりばんこに来る😮‍💨
が……だ
やはり他人と肉親は
どちらが軍配が上がるか分かる

お父さんに返すとなれば
施設行きだと言う……なぜ????🤷‍♂️
そうなったら彼はいなくなるよ‼️
大波乱😵‍💫
何処まで誰が何を言ってるのか
もう分からなくなってきた…😮‍💨

民生委員の方の話は大きく
噂は村中に広まり
とうとう我がカフェに
閑古鳥が鳴いた😭

カフェは完全に静まり返った……

見かねてお兄は父親に会いに行き
縁を切って帰ってきた

そこからだ
彼はがむしゃらに働いた

初めてのうなぎ屋
相当大変な労働の様だったが
750円〜の時給に対しある日
社長から呼び出され
「お前は免許も持たん自力でよ?
出勤すらできない半端もんやろ?
なら…時給は500円でいいよな?」

悔し涙が出ていた理由は
真剣に休むことなく誰よりも
早く仕事を覚えたという気持ちが
あったからだろう

「悔しいまま腹立てて
辞めるのではなくてさ
最初の契約の日にちまで
かっこよくバリバリ仕事してさ!
(惜しかったかも😅)
と思われる働きをして
(ありがとうございました)なんてさ~
かっこよく惜しまれて
終わったらいいんやない?」

私の若い頃の沢山の後悔を
感じながら投げかけられた問に
答えていた気がする

私の言葉に静かに頷き実行した

結果は……
アルバイトの最後の日
社長から私を含め呼び出された…
「すまんかったね…
次はどこに行くとかね…
頑張れ💪男は金を稼いで
なんぼのもんや…」

晴れ晴れとした笑顔で深く頭を下げ
会社をでた

悔しさを胸に
原付バイクの免許を取る…😅
がだ……姉さんのような
ハングリーはなさそう🤔
3回目に受かった~🤣

じいちゃんの(古いカブ)を借り
免許とヘルメット代を返す‼️
と言い切りそこから……

初免許  じいちゃんちではしゃぐの巻

朝一番で新聞配達をし
朝食をとって8時間のアルバイトに
向かう毎日を選んだ

不思議だった
あれだけ病んでいた彼
仕事を始めてから水を得た魚❓
とでも言うほどハツラツと
暮らすようになった

しかし……
彼には定期的に波乱が繰り返し起こる

そうなんです……
私の中の思い込み

「醜いあひるの娘」がまるで
彼に移動したかのようでしたよ…😅

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