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国民性は交通に現れる

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その国の国民性は、交通事情に現れると思っている。

バンコクでは、車やバイクはゆっくりとしたスピードで走る。信号は基本的に守られ、適当に道路を横断しようとする人はあまり見ない。車やバイクの前を通る際は、少し頭を下げて、申し訳なさげに横切らなければならない。わりと歩行者優先的で、この辺の交通感覚は日本と似ている気がする。

カトマンズでは、運転のスピードが速い。強い者が優先だと思わないと、危ない目に合う。自転車で走っていると、軽くバイクに接触したり、接触しそうになったりすることがよくある。前の車も後ろのバイクも、こちらが想定する動きを取るとは限らない。終電ともなれば、バスが物凄い速度で走り出すこともある。だから、カトマンズでは骨折した人をよく見かける。接触事故が起きても、大した損傷が無ければ、運転手同士で少し立ち話をして、すぐに解散となる。

ホーチミン中心部は、タイよりも運転スピードが遅いが、曲がる時はあまり減速しないので、その意味では速い。バイクの量が多く、信号が守られないことも多い。右側通行ということもあるが、交通量が多く、一歩踏み出した途端に、四方八方からバイクが向かってくるようなイメージで、気を抜くと轢かれそうになるが、でもなぜか轢かれない。製造業の品質には一定の評価を得ており、今日では自国ブランド車の製造まで手掛けるようになっているベトナムだが、それでも交通が混沌とした様相を呈しているのは、器用で腕には自信がある(ので混沌としていても大丈夫)ということなのだろうか。


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