あむ

なんの変哲もない20代女。日々のよかったことを書いていこうと思います。幸せに生きようね

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あのこは貴族

最近まで本を読んでいた山内マリコさんの『あのこは貴族』が上映された。いつも通っている映画館では上映の予定がなく、隣町まで電車に乗って向かった。天気が良くて暖かく、上着は着なくて済む気候だった。絶好の映画日和である。 以下、映画の感想。ネタバレあります。注意。 エントランスにコンシェルジュが常駐しているような都会の高層マンション、いいなぁと思う。あの窓から漏れる光のひとつひとつに生活があって、あんな素敵なところに住める人たちはきっととても素晴らしい日々を送ってるに違いない、と

    • 決意

      もっと自分を大切にしたい。 仕事ばかりしているせいで感性が腐れていて毎日イライラしてるから、もっと映画を観たり本を読んだりして自分の人生以外のものに集中したい。 人の幸せや不幸せで一喜一憂したい。 うつくしいをものをうつくしいと思える余裕のある自分でいたい。 今週は、自分を大切にする週にすると決めた。がんばるぞ。 2021.5.19

      • きみの鳥はうたえる

        正直なところ全然期待しないで観たが、僕、静雄、佐知子の3人でいるときの雰囲気がすごく好みだった。 コンビニで買いすぎてお会計の数字がどんどん上がっていくのを見ながら「うわぁ3000円超える?」「やばいやばい」って実況する様だったり、3人で相合傘してるときに傘持ちが突然立ち止まったり走ったりして両脇のふたりが濡れてぎゃあぎゃあ騒いだり、口琴がうまくできなくてみんなで笑い転げたり、全然大したことじゃないんだけどじんわりと幸せを感じるような、その空間に混ざりたいような気持ちになった

        • わたしはロランス

          グザヴィエ・ドラン監督の映画を視聴するのはこれで3作品目だ。『胸騒ぎの恋人』を観て以来、彼の感性に語りかけてくる色彩表現やカメラワークに魅了されてしまい、すっかりファンになった。 『わたしはロランス』は、国語教師のロランスがある日自分の性別に違和感を抱き、これからは女として生きていくと決断するところから始まる。恋人のフレッドにそう宣言するも、当たり前だがすぐには理解してもらえず非難される。しかし、ロランスの最大の理解者でありたいと思うフレッドの内なる葛藤、ロランスやフレッドに

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        あのこは貴族

          BBHF

          BBHFというバンドが好きだ。彼らの作り出すメロディは細胞レベルでぴったり嵌る感覚がする。 不安や心配事のつきない毎日にそっと寄り添って、ひとときの安らかな癒しをあたえてくれる。 はじめて彼らの曲を聴いたのは、わたしが高校生で、彼らがGalileo Galileiを名乗っていたときだった。『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』というアニメのオープニングに彼らの『青い栞』という曲が起用されていた。衝撃的だった。浮遊感のある軽快なサウンド、透き通っていてでも芯のある歌声。胸

          すばらしき世界

          すばらしき世界を観た。 仕事終わり、中華料理屋で麻婆豆腐を食べ腹を満たし、レイトショーを観るべく映画館へ向かった。西川美和監督×役所広司という沈むはずのない大船に乗った気持ちでどかっと席に座って、期待に胸を膨らませた。 “いま、胸が引き裂かれるみたいに痛い。 帰りの道中、駅のホーム、終電電車のまばらに埋まる席のすみっこで大声上げて泣きたくなった。 大人になったわたしはコスモスがどんな香りがするのかすっかり忘れてしまったから、道端に咲いているのを見かけたら人目も憚らず嗅いでみ

          すばらしき世界

          ぎんの瞳

          ぎんの瞳はモネの油絵みたいで綺麗。 ピスタチオグリーンの虹彩に、ひまわりのような黄色で縁取られている。 うなじに顔をつけてにおいを嗅ぐのが好き。 うちではねこをお風呂に入れないからせっけんのにおいはしないけど、ふんわりとおひさまのにおいがする。しっかりと毎日毛づくろいしているのでくさくはない。今日もそれを肺いっぱいに吸い込んで幸せに浸る。 何年か前の自分のツイートでこんな事を言っていた。 ふかふかのソファとふわふわの猫ちゃんがいればもうそれでいいのかもしれないね人生

          ぎんの瞳

          世にも美しいカスピ海の沈殿だ!

          昼間から飲む酒は格別だ。わたしは特に酒飲みじゃないし、むしろビールやハイボールなど何が美味しいのかさっぱりわからない。大人になったらわかる、と言われて数年、もうすっかり大人の年齢だが、やけになった夜か、勇気をつけたい夜にしかお酒は嗜まなかった。でも果実酒はおいしい。ジュースみたいだし、おまけに酔える。崇高だ! 人生にはハイになりたいときがある。日光を浴びたり、空を眺めたり、好きな映画や音楽を楽しむだけでは乗り切れない、大きく重く高くひんやりと冷たい壁がとつぜん目の前に現れるこ

          世にも美しいカスピ海の沈殿だ!

          日記

          突然日記を書いてみたくなったので書いてみる。 日記らしい日記は書いたことがないし、続く気もしないけどさいきん文章が好きなので筆が赴くままに書いてみる。実際は指だけど。 今日は雲が厚くて夏の空みたいだった。 ビルの隙間ではなく目の前に広がる空を見たかったので海に行こうかと一瞬迷ったけど、風がつよくて肌寒かったしなにより歩きだったので諦めた。はやく自転車が買いたい。カッチョイイ自転車がいい。色は大好きなベージュかブラウンで、ハンドルはストレート、タイヤが大きいデザインがいい。お