ちゃんと、ちょっとだけ、しんどい

珍しく、こんな時間に衝動で綴る
今年は下書きに入れっぱなしにしないでその日の温度で綴ろうと思ったから、そのまま出してみる

さっき冷えた身体をお風呂であたためていたとき
ふと、なぜか、助けてって思った
心の震えに、涙がにじむ

何が苦しいのかわからないけど
明確な理由なんてないけど
傷つく理由なんてないけど
ただ、しんどいって思ってしまって

ううん、何がしんどいかわからないけど
誰かのしんどさと比べたらなんともないようなしんどさだけど、ちょっとだけかもしれないけど、しんどさは比べるものじゃないから
ちゃんと、じぶん
いま、しんどいんだって

助けてって言おうかと思った
でも、わたしがわたしのしんどさを話すことで
ひとを傷つけるのが怖かった

これまで、たくさん人の心を傷つけてきた
本当に。いま思い出すだけで苦しいくらい
どんな理由があっても言い訳しても、自分の中で許したくないことで
それを本当に後悔して
ちゃんと人を大切に生きたくて生きてきて
“優しい”って言っていただくことがだんだん増えて

でも、その優しさは傷つけた過去の上にあるもので
なかなかその言葉を受け取れてなくて
やっとでもありたいようにあれていると思っていたのに
それでもまた大切な人たちを傷つけてしまっているのか
そのことがとても苦しくて
足がすくむ

だいじょうぶ
助けてもらわなくても
いま、じぶんがしんどいっていうことを
受け取ってくれる
そのことだけで、ずいぶん救われる
いまは、ひとりを選ぶ
そんな夜があってもいいって聞いた

＊＊＊

久しぶりに会う友人と公園で、陽の光を浴びてきらめく水面
みんながこの風景を見て
穏やかに美しいと思える世界がいい
そう願ったら、その願いがすごく大切な気がして、涙があふれた

居場所に来た子どものボールをとりきれずメガネがわれた
(ゴムボールとはいえ野球少年の球をノーサインで受けたのが悪かった)
いま仕事柄、お金のことがしんどくて
大切にしたいのにお金の余裕がなくて苦しいことが重なってて
また頑張らなきゃって思ったらちょっとしんどくて視界がにじんだ
(お金のことは、いますごく書きたくて、次こそちゃんと書く)

大切なことを大切にできてないんじゃないと問われて
ちゃんと否定できなかったのがしんどかった。
大切にしたいのに、これって傷つけてるのか
信頼してる人からの言葉が、ずっと心につっかえていて苦しい

「羊と鋼の森」を読んで、涙があふれる
言葉にならない、ただただ好きな世界
心の琴線に触れた物語

コロナの中、いばしょを開け続けること
大切にしたいし、楽しいことも多いけど
感染のリスクがすぐ近くに迫った
苦しいなと思った
宣言とかまん防関係なく、ずーっと最大警戒(たくさんのひとがそうだと思う)しながら
それでも大切にしたいことは大切にしたいのに
居場所でいろんな人と関わることが、リスクになる苦しさ
ずっと、頑張ってるのになぁ

最近の事件のことを想うたびに心が苦しい
大阪のクリニックのこと、共通テストの高校生のこと
本人を責めたり、家族や学校を責めることが今やることじゃない
大切なことはなんだ
私にできることはなんだ

＊＊＊

ぜんぶここ4日間のこと
こんなに泣いた

心が忙しいよ
ゆらゆらゆらめきながら、頑張ってるんだけどな

ちょっと苦しい、しんどい
大切なことを、大切にしようともがき続ける1ねん
早速、試練だ