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【推し漫画家さん】藤生さん

推し漫画家さんは本当にいっぱい星の数ほどいるのです。

創作物とは
作家さんが魂から搾り出した心の形を
我々に見えるように整えてくださったもので
お金さえ払えばそれがいつでもどんな時でも
自分が楽しめてしまうと言う素晴らしいものなんです。

芸術作品は所有するのも
見に行くのもコストが非常に高く
それこそが価値でもあるのですが

わたしは漫画やアニメ、本などにいのちを救われてきたので
それらを生み出してくださる方には尊敬の念をいだいてやみません。


さてさて
今回ご紹介させていただくのが藤生さんです。

「えりちゃんちはふつう」
「parlor 女×女のうまくいかない恋愛エッセイ」
など、エッセイコミックで主に活躍されてきた漫画家さんです。

前述した自分のセクシャリティにもかかわり
ここ数年気になって読ませていただいている漫画家さんです。

でもこの方のどう言うところが好きか、と考えると
なかなか言語化しづらいところがあります。


最初は、長く女性同士で暮らしている
先輩のつぶやきを見るイメージで楽しんでいました。
そのうち、藤生さんの作るご飯がとても美味しそうで、
そちらを見るのが楽しくなっておりました。

めちゃくちゃ美味しそう…。

さっき限界ってくらいチキン南蛮定食食べたのに食べたくなってくる困る

もうこの時点ですごく素敵な方なのですが、
エッセイはまた方向性が異なります。
その様子を的確に表現したparlor1巻の帯がこれ

parlor #女 ×女のうまくいかない恋愛エッセイ 1巻オビ

ちょっとせつなくて泣ける身近な恋から
風俗店での場内指名まで!

本当に良い帯文すぎる。
こういう下世話な話もとても短く面白くエッセイコミックにされていて
また女性の描写がとても美しいのです。
説明などなしに、絵の力だけで
「この方のこんなところがすてきだったんだな」
とわたしたちに理解させる。

世に存在するすべての女性を愛するとおっしゃる通り、
藤生先生の中には本当に女性が素敵に描かれていて。

きっとそんなこと起こらないけれど、
もしお会いできたら藤生先生の目にはどんなふうに映るのだろう、
と想像してみたり。

恋愛漫画とは違ったときめきや
繊細な感情にふれたときの高揚感があるのです。


うーん、ちっとも語れている気がしない。
藤生先生、おすすめです。

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