仕事の辛さを解消する考え方
フリーターとして働き始めて3週間。
少しずつ業務を覚えていく中で
レジ打ちを教わった日のこと。
初めての業務に取り掛かることになり
気持ちがソワソワしていた。
レジの入力に混乱しそうになりながらも
ゆっくり丁寧に確認しながら
教えてもらっていたところ
レジが開いたタイミングで
その勢いにびっくりしていたら
「入力したら、そりゃあレジが開くでしょ」
と笑われて
さらに
「体がビクッとなっていてかわいいなと思った」
「癒された」
と言われてすごく驚いた。
目の前のことでいっぱいいっぱいになって
先を見通すことができず
すぐにあたふたしてしまうのは
他人に迷惑をかけてしまうから
仕事においては排除しなければならない
と思い込んできたけど
ピリッとしがちな場の空気を変えられたのは
不器用な私だからできたこと。
大きな仕事の成果をあげられないとしても
今の私だからできることは必ずある。
そう自分自身に言い聞かせて
それを自分で見出そうとしていたから
受け取れた優しさだと感じている。
業務を覚え始めたばかりで
できていない今の私が与えられるもの。
私が大事にしたい価値観と
職場に対して貢献できること
を考えたときに
「自分にとっても周りのスタッフにとっても
気持ちよく働ける環境にしていく」
という目標が私の中でしっくりきた。
意識したのはスタッフ間での
コミュニケーションの取り方。
職場の空気を少しでも明るくしたいと思い、
間違えることを恐れずに積極的に学ぶ姿勢で
わからないことを素直に聞いたり
教えてもらったことに心から感謝を伝えたり
しているうちに
誠意を持って働くことの気持ちよさが
だんだんとわかってきた。
以前に仕事を辞めたときは
辛くても我慢しなければいけないのが仕事
だと思っていたから
仕事に対して楽しむ意欲を持てるようになった
私の変化がすごく嬉しいなと感じています。
与えられた仕事をこなせるのは
充分すごいことだと思うけど
それに加えて
自分にできることを考えて
取り組んでみる工夫をしていくことで
仕事は楽しくなっていく。
少しでも参考になれば嬉しいです。