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がらんとした部屋で思うこと

 今日の午後、お父さんのためにレンタルしていた介護ベッド、手すり、点滴台、車椅子を引き取ってもらった。
 11月の終わりに12月初めの退院が決まって、大慌てで片付けて、ベッドをいれて、手すりをつけて、ポータブルトイレを買って、こまごました物品をそろえてから1ヶ月足らずで、片付けることになるとは思いもしなかった。
 設置に来てくれた人たちと同じ人たちが引き取りに来てくれて、その様子を眺めていたらなんとも言えない気持ちになった。時間の流れは無情だなぁ。
 がらんとした部屋に、お父さんの遺影がある。なんとも不思議。世の中は何も変わっていないように見えるけど、お父さんはいない。これが現実。
やっぱり不思議。

こうやって少しずつ片付けて、生活の中からお父さんの痕跡が少しずつ消えていく。

それは寂しいなぁ。

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