山手線を歩いて一周してみた感想
こんにちは、ヒロです。2025年が始まって10日以上経ちましたね。
2024年の年納めみたいな感じで年末友人と山手線を一周してみたので、どんな感じだったのか、スケジュールはどうだったのかなど、記していけたらいいなと思います。
１．そもそもなんで一周してみたのか
身近な山手線を自分の足で歩いてみたかった、いつも電車の窓から見る景色が、歩いてみたらどんな景色に変わるのか知りたかった。それだけです。
それに電車好きで、且つ歩くのも好きだという私の友人（S君）も、山手線を歩いてみたいということで、高校卒業を前に思い出作りという側面もあって、2人で歩いてみることにしたわけです。
２．予定ルートの設定
S君と私は、朝6時半に新宿駅に集合して南（渋谷方面）に向かって歩くことにしました。図に表すとこんな感じです↓
なんで南に下っていくかというと、夜の歌舞伎町を見たいから（笑）
各駅の区間がだいたい2、3分くらいで、徒歩だと15分くらいだと考えていたので、休憩入れて12時間あれば一周回れるかなと考えました。
３．準備
この記事を読んで歩いてみたいと思った方に参考になるように、準備したものを一応書いておきます。
①準備したもの
飲み物（現地調達）、現金（5000円程度）、ハンカチ、ティッシュ、スマホ
②装備
リュックサック、長袖の下着にセーター、スウェット、ジャケット、靴
※靴は趣味でトレイルランニングをやっているのもあって、ナイキのペガサストレイルという種類の靴を履いて挑みました。
準備したものや装備を見て、「登山か！」とか「遠足か！」とか突っ込みたくなるかもしれません。しかし靴に関しては、クッション性のある靴でホントによかったと歩き終わってから思いました。
12時間近く歩くことになるので、クッション性のある靴を履いていくことをお勧めします。
４．実行。歩いてみた感想
ここからは歩いてみた感想と所要時間を各区間話していきたいと思います。
①新宿～代々木
朝6時半くらいに、スタート地点の新宿駅に着いてS君と合流しました。日が昇っておらず、結構寒かった
所要時間は10分程度です。
②代々木～原宿
歩いている途中に日が出てきて明るくなってきました。普段見ない光景が広がっていて、ついパシャパシャ撮ってしまいました( ´∀｀ )
初めて閑散とした竹下通りを目にしました。人のいない原宿は新鮮でしたね
ただ、人のいない竹下通りを見てみたいのは観光客も同様らしく、外国人の方が何人か写真を撮っていました
所要時間は、20分程度です。
③原宿～渋谷
お腹が空いていて、朝食を渋谷で取るために少し急ぎ目で歩きました。渋谷も静かで人通りがあまりなく、新鮮な景色が広がっていました。
所要時間は20分程度です。
④渋谷～恵比寿～目黒～五反田～大崎
実は、ここが精神的に一番苦痛でした。（個人的に）見どころの多い原宿や渋谷から離れたこと、まだ30キロ以上あるという事実が相まって根性ナシの私には大変でした
渋谷～恵比寿（約20分）
恵比寿～目黒（約20分）
目黒～五反田（約15分）
五反田～大崎（約25分）
⑤大崎～品川
ようやく地理的に最南端である大崎駅を過ぎて品川駅に行く時が来ました。
大崎までは約3時間、個人的な感覚ではちょっと時間かかりすぎたかな、と
大崎駅から品川駅までは道が若干複雑でしたが、難なく品川までたどり着くことができました
途中、国道15号を通って、S君と箱根駅伝の道だね～なんて話もしてました
鉄道好きのS君いわく、大崎駅と品川駅の間には通称「開かずの踏切」があるらしく、その踏切も見ることができました。（写真撮り忘れたの残念）
ゆっくり歩いていたため、40分かかりました。歩くのが早い人は30分で行けると思います
⑥品川～高輪ゲートウェイ
高輪ゲートウェイ駅で若干苦労したのは駅の改札探しです。工事していたため、少し手間取ってしまいました。
所要時間は約15分です。
⑦高輪ゲートウェイ～田町～浜松町～新橋
この周辺は、ビジネス街といった感じで、国道15号の近くをひたすら歩いていました。
浜松町着いた辺りから若干股関節に違和感を感じ始めました（やばめ）
休憩をはさみながら歩きました
高輪ゲートウェイ～田町（約25分）
田町～浜松町（約20分）
浜松町～新橋（約30分）
⑧新橋～有楽町～東京
東京駅で昼食を食べようと考えていましたが、個人的に日比谷公園に寄りたかったので、日比谷公園で少し休んでから昼食としました
ようやく山手線一周の前半戦が終了。ここまで約20キロ、昼食を終えて東京駅に着いた時には13時20分でした。出発から約7時間。
ホントは12時00分には東京駅に着く予定だったので、少し遅れてしまいました。でも日比谷公園に寄るのが悪いから自業自得
新橋～有楽町（約15分）
新橋～東京（約10分）
⑨東京～神田～秋葉原～御徒町
足が痛くなりつつも、東京駅を出発し、神田駅、秋葉原駅へ・・・
ここでちょっと注意点。神田から秋葉原に向かう途中で、線路のある橋（跨線橋というらしい）を沿って歩いていくと、間違えて中央線に向かってしまう場合があります。実際、私もS君が指摘してくれなければ中央線に向かってしまうところでした💦
東京～神田（約25分）
神田～秋葉原（約15分）
秋葉原～御徒町（約15分）
⑩御徒町～上野
御徒町から上野に向かって歩いていくと、人が少しづつ増えていきます。それもそのはず。向かった先にはアメ横商店街がありました。
せっかくなので、アメ横を通ったんですが、、、
人が多い！！！
年末で、いつもの100倍人がいました。缶詰のような、後ろの人にも前から来る人にも押される状態。時間がえぐい長く感じました。
約15分かかりました。
⑪上野～鶯谷
ここも、私とS君が楽しみにしていたポイントの一つです。
高校卒業を前に「社会勉強として、」ラブホ街を歩いてみたいという目標？がありました。（ホントは興味本位です( ´艸｀)）
昼間だったので人通りは少なかったですが、良い社会勉強でしたよ
所要時間は約30分です。
⑫鶯谷～日暮里～西日暮里
鶯谷を超えてからは、とにかく肉体的にきつい。左股関節、そして左ハムストリングスの痛みが私を襲いました。しかしまだまだ長い道のり。Ｓ君と話しながら痛みを和らげました。
鶯谷～日暮里（約15分）
日暮里～西日暮里（約10分）
⑬西日暮里～田端
開成高校の隣の細い道を通ったんですが、これがなかなかの絶景。
励みになりました。
田端では、もう一つの楽しみがありました。それは、田端の南口を見てみること。田端駅南口は通称「都会の秘境駅」と呼ばれているらしく、ここから乗り降りする人が少ないのだとか。一度行ってみたかったので、見れてよかったです。
そして、田端駅南口は映画「天気の子」にも出てきているらしく、聖地にもなっているそうです。
⑭田端～駒込～巣鴨～大塚～池袋
田端から、精神的にも肉体的にも一番つらかった駒込、巣鴨、大塚へ・・・
東京駅あたりからずっと痛かった左足も大分限界に来ていたので、休憩を取りながら歩きました
田端～駒込（約20分）
駒込～巣鴨（約20分）
巣鴨～大塚（約15分）
大塚～池袋（約50分）
大塚から池袋までの道のりが少し複雑なのと疲労とが相まってかなり時間がかかってしまいました。
池袋に着いた時には「ようやく馴染みのある駅に着いた」とホッとしました
⑮池袋～目白～高田馬場～新大久保
池袋から新大久保まではほぼ直線です。しかし、それがまた苦痛なんです
「あと少し。」私もS君もそんな気持ちでいっぱいだったと思います。S君と励まし合いながらなんとか新大久保へ。人通りが多い、賑わいに溢れた新大久保の風景は励みになりました。
池袋～目白（約20分）
目白～高田馬場（約15分）
高田馬場～新大久保（約20分）
ちなみに、私たちは体力のない方なので、ある方は、15分程度で行けると思います。
⑯新大久保～新宿
終着地点新宿へ。私たちの楽しみの一つだった歌舞伎町の風景も、時間の関係で早歩きで素通りするような格好となってしまいました( ；∀；)
最後ルミネが見えたときは感動そのもの。
「ようやく終わる・・・！」というような、楽しさよりも、苦痛と、しかしそれに勝る達成感がありました。
５．反省、感想
今回の歩いた距離は、、、
41.13Kmでした！！！
歩いた時間は約12時間20分！！
下に歩いた距離とそのマップを貼っておきます↓
電車の窓から見る景色とは全く違う景色、雰囲気を感じることができました。生活感あふれる街並みの田端、鶯谷のラブホ街、若者の街渋谷、新大久保など、、、それぞれの駅に個性があって、まるで街そのものが人間のような、そんな面白さがありました。
あと3つ言いたい事が。
それは、、、
①電車のありがたみ
②友人がいたからできた
③靴はクッション性の高い運動靴で行く
以上3つ。山手線を歩いてみたからこそ、電車の存在をより重く感じることができました。そして、友達の大切さも再認識することができました。友達がいなければ根性ナシの私は最後までできなかったと思います。ほんとにありがとう。高校生活にまた、良い思い出を一つ増やすことができました。
最後まで見てくださりありがとうございます。かなり長くなってしまいましたが、この記事を読んで、面白いと思った方、山手線一周をしてみたいと思った方は高評価やフォローなどお願いします！！
クッション性のある運動靴を履いて挑むように。これだけは絶対覚えといてください！！