2025年1月10日『おむすび70回』栃木と博多の雑煮
今回気になったのは、2010年の正月に両家で顔を合わせて栃木と糸島の雑煮を食べるシーン。糸島も博多の近郊だから博多雑煮とさほど変わらないと思う。(てか、いつの間にか栃木まで行っていちごの収獲を手伝う等と和やかな雰囲気なっとるし、「おーい、前々回あれだけ揉めていた妻の苗字を名乗るとかいう件はどーなったの?」という私の心の声はあえなく無視されたw)
栃木の雑煮は、けんちん汁風か。知らんかった。でもそれはそれで美味そうだ。どうやら一部の例外はあるものの東日本では角餅、西日本では丸餅らしい。
博多雑煮は、あごダシ(トビウオを焼いて干した物)に椎茸、かつお菜(福岡の郷土野菜)、ブリ、里芋、焼き豆腐、カマボコ、餅が入っている。ドラマでは「かつお節の香りがいい」というセリフがあったが、かつお節は入れていたかな。同じ福岡県でも小倉雑煮や八女雑煮とではそれぞれ全く違った気がする。
こうしてみると、改めて雑煮とは立派な郷土料理なんじゃないかと思う。雑煮も地方によって色んな種類がある。その地方の産物と人間の気風の違いが反映されていて面白い。どこかのデパートで「全国雑煮フェア」をやって欲しいな💓
博多雑煮と長崎県島原具雑煮が1年中食べれるお店。