書評『会計の地図』近藤哲朗/沖山誠 岩屋誠治監修
きっかけ
以前どこかで紹介されていて頭の片隅にはあったものの(本屋で手に取るまではしたもののモチベーションを理由に断念!)、朝倉祐介さんがYouTubeの動画内で薦められていたことで、(会計を学ぶ必要性にもかられ)読んで見ようと思ったことです。本当に理解できるかビビりながらも図書館で予約できたのでラッキーでした。
内容
会計に関する大枠の流れが図解で説明されている、、に尽きます。企業会計は細かくは財務会計、税務会計、管理会計に分かれるそうですが(最近知りました。。)、アカデミック寄りではなくお金の動きが体感できる(言語化されている)ようなものでした。
学び
起業して数期経つものの、会計の勉強なんてしたことがなく、専ら学びは税理士YouTuberからでした。YouTubeでも学習はできるのでしょうが、早くこの本を読んでおくべきだったなと痛感しました。社内メンバーや税理士さんとはよく会話をしてBSやPLの見方、またそれらが意味するものをフワッと認識していたのですが、解像度がメチャ上がりました。
一つひとつの解像度というよりは、それらの繋がり、関係性の解像度が上がった印象です。(基本用語についても丁寧に説明されているので、そこも自信の中で定義がFIXできよかったです。)実務をやっているため普段何気なく使っている言葉や概念を言語化してもらえる気持ちよさがありました。
こんな人にオススメ
会計の初学者全てにオススメです。起業や会計に興味のある学生さんや、起業準備中、スタートアップ経営者等、会計よく分かんないよ、勉強したことないよという方のはじめの一冊にピッタリです。(まさに私がそうでした。)また実務で会計に携わられている方も俯瞰した流れの再認識にいいかと思います。
まとめ
会計の初学者必読の本です。星5つです。読んでとてもよかったので、人に聞かれたら是非薦めようと思います。次はこの本を読んでみようと思います。
また以前読んで挫折したこの本も再チャレンジを(いつか)したいと思います。