自分語りとそれを嫌う人たち
自分語りをする人は嫌いですか?
または自分語りをすると嫌われるということを聞いたり、実感したりすることはありますか?
特に日本は全体主義なので、他人が自分語りをすることに嫌気が差すことが多いようです。
自分自身はよく自分語りをしてしまうたちで、
それが理由で人間関係あまり上手くいかないということもしばしばあります。
そんな自分でも人と話していて自分語りばかりされると、イラッとするときがあります。
自分の場合は、単に自分の話も聞いてほしいのにというエゴによって苛立ちが湧くのですが、
やっぱり他人の自分語りは心地が良いものではありません。
自分語りをする人はあえて悪く言えばナルシストなのです。
とはいえ、自分の心地が悪いからといって自分語りをする人を虐げるのはどうなんでしょうか。
ちょっと話は逸れますが、多様性がどうこうといいながら、関心がLGBTや障がいの有無に関することに限定されすぎな気がします。
本当の意味で多様性を目指すならLGBTとか障がいという概念にとらわれることなく、単に人を根本的に受け入れ、人に耳を傾けるということをすべきなのではないでしょうか。
なぜこういう話をしたかというと、
自分語りをする人というのは生まれつき内向的で自分のことしか頭にないといった人で、人によってらそれが極端すぎることもあり、自分ではどうしようもない場合もあります。
本当に多様性を目指すならこういったパーソナリティの特性にも目を向けるべきです。
そんなこと言い出したらキリがないと思うのは当然で、完全に多様性が実現することはまずあり得ない話です。
何もかも許さなくてはいけなくなり、仏の心を持った人以外そんなことはできるわけありません。
ただちょっと意識を向けるだけでいいのだと思います。
自分語りに関わらず自分にとって不快なことをする人をすぐに虐げずに、なぜこの人はこんなことをするのか少し立ち止まって考えることが本当の人への理解につながります。
かといって自分の感情も大切なので、嫌なものは嫌で良いと思います。
ただ自分の話を他人に聞いてもらうことにはデトックス効果があるので、人の自分語りをぴしゃりとはねつけず、時には関心をもって聞いてあげてもいいのではと思います。
自分語りをする人もできる限り、人が嫌がっていないか俯瞰的に自分を見られるように努力ができる人はするべきです。
お互いがバランスを取り合って、自分語りというものを柔軟に受け入れていく必要があると思ったので、今回はこうした記事を書きました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
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