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エクバあれこれ・シーズン4を折返して

貯金がたまってくるとホクホクします。オム吉です。

今回は、表題の通りシーズン4での途中経過を起こしてみます。色々見えてきたことや、自分の目標が更新されつつあるので、それを言葉にしていきます。

1.言い訳を作る

いきなり何言ってんだ?と思った方、まだブラウザバックは早いです。

これどういうことかと言うと、負けた時に自分を責めすぎないための予防策ですね。固定などは特に、ペア単位での雰囲気を崩さないためにも大事かと思います。

でも、これは相方のせいにしすぎるだとか、何なら煽っていいとかそういうことではもちろんありません。大事なのは「数」を言い訳にしていくこと。

例えば、誰しも負ける瞬間ありますよね。その時色々反省出しとかすると思います(してない人はきちんとしてくださいね)。色々と、あの場面で攻めなければよかった、覚醒中に被弾してしまった、あそこは守ればよかった、別の相手を見ればよかった、などなど。これらを出した上で、最終的に「数やってないし出来ないのは仕方ないな~、これは慣れで解決しよう」に着地させる、ということです。

こういう自分の悪いところと向き合うというのは、大抵の場合誰しもカロリーがいるものです。例えばこれを読んでいるあなたが、事実だけを見てすぐに改善出来るような天才であったり、悪い点を見ても感情がなく何も感じないようなサイコパスな方であったら話は変わると思いますが、基本的に自分の悪いところと向き合いすぎると人間疲弊すると思っています。

そんな時に、「数」を言い訳にすると少し楽になると思います。例えば周りの自分より上手い人の総対戦数を思い浮かべた上で、「あの人よりまだ全然やってないから、出来ないのは仕方ないな」とか。「自分はシリーズ全体でまだ○○戦しか出来てないし、これからだな」とか。こういう言い訳を用意しておくと、「こんなことも出来ないなんて」という気持ちになる前に、「出来なくてもしょうがないからこれから頑張ろう」という気持ちに切り替えやすいですよね。

実際このゲームはケースワークな部分が非常に多いので、的は射ていると思います。言われてすぐに実践するとか絶対無理だし。

ちなみに自分は今更これが出来るようになりました。というのも、どうしても数を捻出するのが難しかった頃が長く、出来るだけ最短の数で上手くならなきゃ、という気持ちが強すぎたからですね。一種強迫観念のようなものが自分の中にあったと思います。しかし数を重ねるだけで解決出来たことがだんだん増えていくたびに、自分の中の考え方も変えられました。そのくらい、数で慣れていくというのは大切なことなんですよね。

なので、もし自分のような悩みを抱えてすぐ病んでしまいがちな方とかいたら参考になるかもしれません。他ゲーや仕事にも役立つと思いますよ。

2.動画を見ない

実はこれも1章に関係してきます。

動画っていいですよね。特に今は大YouTube時代で、上手い方々がいつも配信なり実況解説なりしてくれて、機体の特性から対策まで色々なことを見て学べると思います。

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∀と言えばやっぱりつるんさん。機体対策や攻め方など参考になる点がいっぱい。やり込み感じて、見てて楽しいですよね。

ところが、見て学んでじゃあこれをやってみよう、まではよいのですが、この事項が多すぎたり、高度過ぎたりすると自分のプレイとの乖離がありすぎて上手く行かなかったり、課題まみれに感じてしまって辛くなりがちなこともあります。真面目な人は特にありがちな罠。

自分はまさにこれに当てはまる人種でした。上手い人の動画を見て学んで、それを実践して上がっていって上手くなりたい、と思いめちゃくちゃ必死に見てました。でも、見て学んだことをすぐ実践するのはなかなか難しい。今まで自分が出来なかったことをすぐ反映するのって、どうしても脳内リソースを食うので大変なんですよね。何なら、今出来ていることすら出来なくなって試合中に混乱したりが多かったと思います。

なので、見る頻度を落としました。そのうえで、今あるものだけに向き合ったり、何なら今考えてようやく出来ていることをより自然にするために数をこなして、もっとフラットにゲーム出来るようにしています。すると、やることを頭に置き続けないようになったおかげで「ここは何をしようかな」と上手く脳内の引き出しを開けられるようになり、却ってアドリブコンボや相手の行動を見てから潰すなど、自然に出来ることが増えてきたように感じます。

また、代わりに自分に関係ない機体の視点を見たりする時間が増えたように思います。単純に自分が使わない機体は知識としてのみ持てるので、知らない行動にやられてしまうといったことは防げたり、何されたら嫌か、弱点はなにか、ということを覚えられる機会になりました。これは割と即効性があるので、おすすめです。

といっても、この機体はこうだから~と試合中なりでも考えてしまってリソースを食う原因にもなるかもしれないので、動画自体を見る時間は減ってきていると思います。

このようにして、インプットを控えて自分の中で咀嚼する時間を増やしたところ、自分も楽になりリラックスしながら一戦一戦がこなせるようになったかなと思います。

3.我慢の仕方を覚える

1章2章を踏まえて、数をこなしていたところこれが身体に馴染んできたように思います。

数をこなす中で唯一強く意識していたのがこの事項です。例えば環境機体にはPセルフやサザビーがいますが、この2機は特に上手く相手の択を誘い出しながらゲームを進めないと、とんでもないリターンの返し択で瞬く間にゲームを覆されてしまいます。そして∀の覚醒で何とかまくろうと思った頃には、もう相手はローリスクに捌けてしまいこちらはノーチャンスでゲーム終了、なんて展開がザラに起こります。

これいい加減やりすぎてるし何とかならないかな、ということで、自分で考えて色々と試しながら対策を重ねて行きました。そんな時に、足を出来るだけ止めないようにして弾を避けながら我慢するというのを自然に馴染ませることが出来てきました。

これは過去noteを書いて課題を浮き出せていたのも大きかったですが、安易に押し付けをするのではなく、とにかく相手の焦れたリスキーな択を待つことだけに専念するということがより重要に感じて、実践をしています。こうすることでまずはローリスクに相手を減らして、より焦れるor逆転のために強気な択を取る、ということがあって初めてこちらも上手く強めの反撃択を出していく、という後出しジャンケンの理屈。これが今まで頭で分かるけど安定して出来ない、でしたが今ではだいぶ身体でも理解出来てきました。

おかげで上手い方とのタイマン状況でも中々すぐに負けるということは減ってきたように感じます。

また副産物として、格闘を自分から振っていけるようにもなってきました。∀の各種格闘にもいい加減慣れてきたのでその当て勘はもちろんのこと、前述の待ちが出来てきたことで、後出しジャンケンの択としての格闘を上手く使えて来ていると感じます。今まで生格はなかなか出せなかったので、これも進歩かなと思っています。

ですが、タイマン状況の我慢は上手くなってきたものの、2枚に見られている時の位置が近すぎたり、目の前ダウンさせた上で相手が見ていないと思い取りに行ったところ迎撃されてしまったり、など新しい課題も見えてきているので、そちらに関しても数を重ねながら試行錯誤していきたいと思います。

4.まとめ

というわけで、今回はシーズン4を通してやってきた中での学びのまとめでした。

無事A帯には前シーズンに続いて上がれて、その後のことを考えながらやっていたところ、今回の内容たちのおかげで徐々に勝てたり、上手くいった試合の数が増えてきたので書いてみました。自分で課題だと思っていた箇所を徐々に消化して勝てるようになってきたことで、今までの自分のことを肯定出来ましたし、よりモチベーションにも繋がっていて今とても楽しめています。

次回は未定ですが、また気づいたことがあったり、書き留めておきたいことがあれば文章に起こしてみようと思います。

僕の文章が少しでも皆さんの力になったり、心に残ってもらえれば幸いです。

それでは。


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