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エクバあれこれ・自信は「当たり前」から

手を動かして覚えよう、と思って課題をこなしていたら、前回記事からほぼ1ヶ月経過してて驚きました。どうもオム吉です。

今回は、ずっと課題だったメンタル面における解決策がようやく見えてきたので記してみたいと思います。練習も大事だけど、それで気づいたことはちゃんと文章化したいよね。

今回も自分語りマシマシになると思いますが、お付き合いください。

1.自分最大の課題

僕はメンタルが弱いです。

これは昔からずっと。勉強や仕事は大丈夫だけど、ゲームと、スポーツが特に顕著でした。正確には、自分のメンタル状態が他の人よりも殊更自己パフォーマンスに直結しやすい性質だと思ってます。調子づいてる時はどんどん強くなっていくけれど、弱い時はとことん弱くなり始める。

自信がある時、調子のいい時は、自分でも明確に分かるくらいパフォーマンスが上がります。いわゆる「ゾーン」に入ったことも、何回も記憶しているレベルであります。でも自信がない時、上手く行かない時は、分かりやすく簡単なミスですら増えて崩れていってしまいます。

ゾーンに入ってる時の全能感ってすごいんですよね。何でも出来ると本気で思うし、実際出来てしまう。なのに頭は冷静に働いているので、すごく不思議な感覚になります。例えばシュートとかは、放れば絶対入ります。

ここでスポーツなどの話をしても仕方ないのでエクバの話に落とし込んでみると、例えば調子がいい時は苦手な近接択ですら上手く通せたり、ダメージ取れたり、ダブロも平気で長時間捌けたり。盾も若くなりますね。逆に、調子が悪い時はステBDどころか酷い時は慣性ジャンプもミスするレベルになったり、キャラの必須コマンドもミスが増えたりと、散々な結果になることがあります。

たぶん集中してるんですよね。上手くいく時って、目の前の事象に対してすごく集中出来ている。だから、その場の最適解を自然に出し入れ出来る。でも、調子が悪い時は「調子が悪い!どうしよう…」と心あらずで、目の前の事象に対しても後手に回りがち。結果、ミスが増えるんだと思っています。

じゃあそれに気づいてるなら集中しろって話なんですけど、そんな簡単に行けたら記事になんて起こしもしないわけで。でも最近は、練習の成果なのか上手くいくことが妙に増えてきて、それで初めて気づけてきたことがありました。

2.「知らないこと」は怖いこと

そんなの当たり前でしょwという感じですが、敢えて謎掛けとして置いておきます。その上で、いつもの自分の経験談をば。

僕は狩り合いの展開、タイムアタックの展開が非常に苦手です。

これはどうしてか。1つは、どうしても信頼しきれないから。自分(30使ってる前提です)が低コストに行くということは、大体相方はその時間高コストと見合わされることになります。そして、低コストは高コストがへましない限り、あるいは腕に差がない限り、その性能差からいつかは取られるもの。その「いつか減る」がどうしても後のことを考えると嫌なので、自分が高コストを引き受けたいんですよね。

そして2つ目、こちらがもっと大きいし根深い。単純に、自分にとって攻める動きが苦手だからです。変な話、相方が減ったとしても自分も取り返していれば試合には勝てますよね。でも攻めてくる相手ならともかく、逃げる(低コストなら特に当たり前ですけどね)相手を減らしてくるというのは非常に苦手。そんなタイプの自分が、「いつかは取られる」相方のためにも減らしにいかないと勝てない!と思うと、非常にプレッシャーに感じてしまってさっさと取ってしまいたくなる。結果、適当な攻めになって普通に迎撃されるか、あるいは丁寧にやりすぎたりして無難に狩り合いに負けたりする。

こんなプレッシャーを感じるくらいなら、ハナから30どうし見合ってそんな要因をジリジリ減らしたい。だからタイムアタックもしたくない、でも覚醒だけは流石に低コストに行くけど…というスタイルが出来上がりました。

ただこれ「しか」出来ないのでは、やはりあれだけの数の機体がいるゲームでは限界があります。結果として、固定Aランクで全く勝てなくなるという形でしっぺ返しが来ました。今まで攻撃面を疎かにしてきたツケが回ってきたんですね。

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13日の金曜日という理由で済まされる数字ではない。ちなみにこの日は、自分と組んだ人だけ負けていたのでガチ凹みした。

これを何とかしようとして、タイマンで攻める練習をしたり、どうしても自分で決めに行く必要が出てくる場面が固定よりも多いシャッフルをするなどして練習しました。すると、明らかに勝率にも現れ始めて、復調してきたなという自覚が生まれました。

ここで初めて、どうして狩り合いやタイムアタック、攻める展開が苦手だったのかという2つ目の理由の真意、プレッシャーの原因に気づきました。それは、「攻め方を確立出来ていないから」だったということです。

そもそも攻めるって、大体は相手の弾をかいくぐり、最後の迎撃もケアしきった上で攻撃を通すというのが大きな流れになります。でも自分は、ブースト有利を作ったから大丈夫だろう!といって相手の迎撃択を考えない攻めをしたりというのが非常に多かった。結果、相手の暴れで取られたりなどが多かったのでこれが嫌で嫌で仕方なかったわけです。あるいは、折角動かして取りにいける着地の瞬間を作ったのに上手くそこへねじ込めなかったりなんてのもありましたね。

でも練習を通して、ケアの方法であったり距離感など、様々な勘やコツを吸収した結果「ここで〇〇が来るかもだから近寄りすぎないで…」とか「〇〇使ったからもうこの位置や着地は大丈夫」などを以前よりも自然に考えられるようになりました。要は「これは知ってるし、当たり前だよね」が増えて、身体に考え方が染み付いてきました。そうすると、「知らない、自信がない、でも取らなきゃ。どうしよう…」という展開も当然減り、「ここはこうだから、これで大丈夫。最低でも少しダメージが通る」が増えてきますよね。そしてこれが積み重なることで、勝ちがより近くに感じられるようになったわけです。

この一連の流れを端的に「後出しジャンケン」と呼んでいる方がいました。聞いた際は間違いなくその通りだなぁと思いつつ、相手からアクションしてこない限り出来なかったのがすごく悔しかった思い出。

要は怖かったんですね。具体的な攻め方を知らなかったり確立出来ていなかったから、それが原因で取れずに負けるのが怖かった。怖いから、過剰にプレッシャーにも感じるし自信も無くなって、余計パフォーマンスが落ちて、そのまま試合にも負けていたというからくりでした。

これが、2章のタイトル回収ですね。

3.自信があるから集中出来る

でも知っていれば、怖くはありません。むしろ、心に余裕を生んでくれたり、更には自分を後押ししてくれる原材料にすらなるわけです。

苦手だったことが出来るようになったら、自分の意識でも素直に嬉しいし、その成功体験は自信に繋がります。そして、それが更に当たり前のこととして身体に経験として積み重なっていくことで、より無意識に正しいことを実行出来るようになります。

すると、今度は新しいことを考えるための脳のリソースが生まれるわけです。例えば最近では、タイマン中でも目の前の相手以外の要素を気にすることが出来るようになってきたのでタゲを見て被弾しないように一旦離脱したり、レーダーで相方の位置を自然に確認したりすることも徐々に理解してきました。

それから、攻め方が何となく分かったことでより相手の強武装のタイミングなども肌で分かるようになってきました。これを通して、ゆくゆくは相手の強武装を吐かせるために「釣る」動きにも応用出来そうだなとも考えられるようになりました。

このように別の具体的なことをどんどん頭に浮かべられるようになれば、「ミスが怖い」という気の散り方を少しでも抑える事が出来ます。更に試合内容にもより集中出来るので、実行出来ることが増え、その結果として勝率にも現れていくわけですね。

自信があるから集中出来るというのは、まさにこういう流れを作れるからなんだなと改めて実感しました。

4.まとめ

今回の気付きは、いつも以上に練習に付き合ってくれた人たちが非常に良かったからこそ得られたモノだと思っています。

まずタコ負けした日に、ガチめの相談したら「やっぱり攻撃面じゃない?」と言ってくれた友達。また、快くリボタイマンをしてくれてきちんと言いにくいことまでアドバイスをくれた後輩。タイマンでも練習のためわざと逃げめに立ち回ってくれた先輩。いつもタイマンで全く勝てなかった友達。その様子を見てタイマンしてくれたり、プレマで組んでくれた方などもいました。

色んな方と様々な練習をさせてもらうことで、また1つ気づくことが出来ました。この場をお借りして改めてお礼申し上げます。

少しでも自分の自信に繋げていけたらいいな、という気持ちです。

次回も未定ですが、今度はもう少し具体的な要素について深堀りしてみたいなと思います。シーズン2も終わりますし、また次シーズンも頑張りたいです。固定のお誘いもお待ちしております。

僕の文章が少しでも皆さんの力になったり、心に残ってもらえれば幸いです。

それでは。

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