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イタリアの家族〜Novella〜②
念願叶って10年越しにNovellaと再開、自宅に滞在させてもらうことに
「うちに来たらここがあなたのは部屋よ」と言われていた部屋を「自分仕様」にカスタマイズ(要は荷解きってことだが、笑)
時差ぼけが功を奏して眠くないので夜を徹して大中のスーツケースの中身を所定の位置へと収めていく
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☆NovellaとPaoloとの暮らし
今回の滞在に一つ気になったのはNovellaのパートナーPaoloにとって、全く知らない日本人、しかもイタリア語がそんなに得意でもない人間が自宅に1ヶ月も滞在することは迷惑じゃないか と言うことだった
フィレンツェに着いたのが夜遅くて自宅に着いたのも遅く、寝る支度の姿で出迎えてくれた彼は手短に挨拶したあと(手短にしか挨拶できないわな、初対面だしイタリア語話せんし)、私の超重量級のスーツケース2つを部屋まで運んでくれてねに行って、翌日は私が起きる前に出勤してしまっていた
夕飯にようやく一緒になったが、やはりなんとなく話しにくく。。。
この先どうなる?
って、全然そんな心配なかったことを先に言っておこう(笑
☆愛情に溢れるNovellaの夢
留学時代に間借りしていたときも、イタリア旅行途中に彼女を訪ねた時も、いつも変わらず親切なNovellaだったが、今回あらためて「愛情に溢れる人」だなぁ、と思った
とにかく「愛」しかない
「私の夢は歳をとったら友達と大きな1つの家に同居して助け合って日々楽しくくごすこと」
と言うくらいに家族はもちろん、「友人」をとても大事にする
病気の友人のパートナーが数日家を空けるため1人になってしまう時は車で数時間かかる場所まで、友人をサポートするために泊まりがけで行くくらい(仕事もあるのに)
「人を幸せにするためには、まず、自分が幸せでいることが大事」の循環で、もちろん、彼女の友人も彼女のことをサポートするしとても大事にしてる
けれど、実はイタリアへ来る数ヶ月前にNovellaとやりとりした際にNovellaが抱えている家族間の問題を聞いていた 内容はプライベートなことになるので割愛するが、そのような状況の彼女の元へ私がいくことはかえっていいのかもしれないと考えた
☆私がいることで
「普段の生活にいない人=私」が彼女の生活に入っていくことで、ちょっとした「刺激」や「気晴らし」になることは間違いなかった
例えば、彼女の自宅の周りは自然がいっぱい
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早起きの私は朝、天気が良い日は自宅周辺を散歩する
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私にとっても日本の暮らしとは違う日々でとても新鮮
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日本で見たことない風景、草花、空気感、視覚・臭覚・触覚を使って感じるトスカーナの自然の中で私自身も色々と考える時間になる
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可愛らしい草花を積んでキッチンのカウンターに置いておく
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ただそれだけのことでも、彼女にとっては「喜び」として受け取ってくれてカウンターの花を見つけて写真を撮って自分のWhatsAppに投稿する
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ある日は一緒に夕飯の支度をしていて、セロリカットを頼まれた時に切り口が「ハート」だったのでお皿に並べてみせた
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そんな些細なこと(私にとってはごく自然なこと)でも彼女には「非日常」になり、楽しい気持ちになってくれる
☆私が日本で決めてきたこと
ただ、私がいるだけでも彼女にとって「楽しい」になる
でも、それだけで満足できないのが「私」なのだ
「何か面白いこと」をしないと気が済まない
それで3つのミッションを日本にいる時に決めていた
◆Step1:「笑ったら歯がない」
これは日本から持参した味付けのりを「お歯黒」のように前歯に貼っておき、会話の途中で「ニヤリ」と笑うことで「歯のない」変顔を見せるというミッション(笑
なのだが。。。この表情(笑
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笑わせるどころか、怖がらせてしまった
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そう、本当に「歯がない」と思ったのだ
そもそも「お歯黒」という文化がないイタリアでは「笑いのネタ」にはならなかった
◆Step2:目を閉じてるのに第二の目がある
不発だった「お歯黒」からしばらくして、今度は「瞼に目を描く」ことをした
白目は白く塗らず、ただ目とまつ毛を描いている状態なので目を見開いているとまつ毛を描いているだけに見える
彼女の帰宅直後、階下から呼ばれたので降りていき明るい場所へ
描いたまつ毛をみて「あら、お化粧してるの?」というNovella
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目を閉じてみせると
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目が瞼に書いてあるのをみて笑い崩れるNovella
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そして私の写真を撮る(笑
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彼女のWhatsAppに投稿されたことは言うまでもない・・・
しかもこの後、レディ・ガガが目を描いた時の画像を私に送ってきて「次はこのくらいしないと」と言われた(笑
◆Step3:人気Youtuber「ブリアナギガンテ」のブリちゃんメイクをする
これはもう「衝撃的!」に笑わせるって感じで「思い切り」がいる
ブリちゃんのメイクを「笑い」にしてしまって申し訳ないが。。。。ブリちゃんへの敬意は忘れてない
ちなみにブリちゃんをご存知ない方は、彼女のYoutubeを参考に
これは「大成功!」でしかなく、Paoloも、たまたま居合わせたNovellaの友人のFrancescaも大爆笑だった
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ちょっと正面向いた写真は流石に全世界に向けて晒すのは、私に残っているほんのわずかな「羞恥心」が許してくれないので有料にする(笑
ここから先は
¥ 300
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