巡礼の道〜モンテリッジョーニ〜②
「Abbadia a Isola(アッバディア・ア・イーゾラ)」はモンテリッジョーニの城塞の外にある集落でモンテリッジョーニと同じコムーネになる
モンテリッジョーニの城塞に上がるチケットでこちらにある考古学博物館も入館できるということでみることにした
Massimoの車に「厄除けのお守り」が
☆Abbadia a Isola(アッバディア・ア・イーゾラ)
☆「La Chiesa dei Santi Salvatore e Cirino(ラ・キエーザ・デイ・サンティ・サルヴァトーレ・エ・チリーノ/聖サルバトーレと聖チリーノ修道院)」
この教会は聖サルヴァトーレと聖チリーノに捧げられてており、ロマネスク様式で12世紀半ばに既存の教会の上に建てられた
教会のスタイルは北欧の影響を受けている
教会内部は3つの身廊があり、それぞれ後陣で終わっている
15世紀にシエナの画家サノ・ディ・ピエトロによって製作された主祭壇
主祭壇へは続く階段、屋根はトラス組で木造
フィエーゾレの聖ローモロ大聖堂と同じような天井だ
写真を撮るのが趣味なMassimoが撮っていたアングルを真似て撮った1枚
そして亡くなったMassimoのお父さんを偲んで2人で献灯
写真はないが15世紀に遡るアラバスター大理石の洗礼盤、聖チリーノの聖遺物壺、多翼祭壇がを含む貴重な芸術品のある教会だ
☆Museo archeologico di Monteriggioni(ムゼオ・アルケオロロージコ・ディ・モンテリッジョーニ/モンテリッジョーニ考古学博物館)※通称MaM
MaMは修道院内にある考古学博物館で、建物の外部と内部が博物館になっている
外部では古い教会の一部らしきものが見られた(動画からの切り抜き画像)
一部開放されたところから中を覗くことができた
中庭で違うニャンコにであった
建物の中に入ると大きなワインの樽があった
そして2階へ行くとエトルリアとローマの発掘品などが展示されている
一通り見て回って終了〜
あと、ここも巡礼者を迎える施設があった
食堂が見られたので覗いたがシンプルだけど清潔感のある食堂だった
私は四国生まれなので「四国八十八ヶ所」を回るお遍路さんを思い出したのだった
◇モンテリッジョーニもアッバディア・ア・イーゾラはフィレンツェ体と車がないと行きにくい(バスを乗り継げば行けなくもない)が、シエナからだとバスで1本/30分くらいでいけるので、シエナに滞在するのであればモンテリッジョーニへ行くのも良いと思う
☆おまけ
昼頃までMassimoとモンテリッジョーニを楽しんだあとはNovella宅でランチ会が予定されているが、帰るにはまだちょっと早い(ランチ会は14時頃の開始)
ということで、帰る途中でアペリティーヴォ(食事前の軽食)をとる
Massimoにおすすめと言われて食べた豚肉の塩漬け?が美味しかった
兎にも角にも楽しいドライブだった