ラブホテル経営について語る。その3

不動産ファンドと呼ばれる不動産証券化商品は大まかに言って4種類に分類される。 

①投資信託及び投資法人に関する法律(以下「投信法」)に基づく投資口(J-REIT、私募REIT) 

②資産の流動化に関する法律(以下「資産流動化法」)に基づく優先出資証券 

③不動産特定共同事業法(以下「不特法」)に基づく匿名組合出資 

④会社法上の合同会社と商法上の匿名組合出資(GK-TKスキーム)  

ラブホファンドで使われたのは④のGK-TKスキームである。匿名組合出資を使う点で③の不特法と似ている。 スキームで違うのは、①〜③は現物不動産をそのまま組み入れる事が出来るが、④は現物不動産を組み入れられず、信託銀行等に信託してその受益権を保有する形にしなければならない点である。 

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