星をつけるか列車に乗るか。それが歴史を学ぶということ。

タイトルを見て意味がわかる人は、これがいま何を示しているかわかるのではないでしょうか。

タイトルを見てわからない人の中で日本で教育を受けた人なら、教科書のすみっこや図書館の本のどこかにあったはずですので思い出してみてください。

ヨーロッパでは忘れられる事なく今年を迎えたため、賛否が問題になっているようですが、そういう事ではないのです。過去はけがれることはありません。ただ、今と未来をよりよく過ごせる糧になる時にのみ過去には意味があります。

あるとき、「あなたと家族は選ばれました。選ばれた人のしるしを服につけて下さい。」と言われます。黄色い星のしるしです。

そして黄色い星を服につけた人が街を行きかう事を見慣れた頃、「あなたと家族は選ばれた人です。約束の地へ移り住むのです。」と言われて列車に乗るように言われます。

あなたは星をつけますか？

あなたは列車に乗りますか？

あなたの目の前では、あなたの隣では、いまどんなことが起きていますか？