友達がくれました。
私が幼少期から憧れていたのは、「兼高かおる世界の旅」と、「NHKシルクロード」
螺鈿紫檀五絃琵琶、正倉院の宝物の中でも特別なこの品は、めったに正倉院展にも出ない。私が高三の時に出たあとは12年後でした。高校はど田舎にあったからテレビのニュースでしか見れず、関西にいた10年間も見れず、待ちに待った12年目、札幌から見に行きました。
久しぶりの奈良をうきうきと歩き、琵琶を見るための行列に1時間以上並びました。
「奥さんに連れて来られちゃって」「ところでこの行列何見るんやったかな」って呑気なおじさんの会話が聞こえでいました。ガヤガヤ楽しそうなおっちゃんたちの会話が、琵琶を見た瞬間、全てため息に変わりました。
それほどの称賛の表現は他にないと、そっちに感動してよく覚えています。
思わず展示室の壁に貼ってある写真パネルを見返したくらい、写真は実物の輝きを1万分の1も伝えられない。
実物の他に、何年もかけて復元したものも見た事がありますが、全く輝きが違いました。
1300年の重みと、本物の輝きでした。
風邪ひとつひけない世界になるとは思いもしませんでしたね。子供と2人きりのシングルです。遠くても仲間や繋がりを大切に走ってきました。世の中が変わりましたが、アロマとハーブを知って次々と思いもしなかった扉が開いています。健康を翼にして、必ず世界中の友達に会いに行きます。