2020-2021コロナになって買ったものを振り返る
(本当は2021年12月31日に投稿しようと思ってたまま3月に突入。個人の記録…日記のようなものです。)
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元々はサラワクで働きたかったので、2018年の就職・渡航当初から「いつまでセランゴールにいるかわからない」という気持ちがあった。そのため特に最初の数年は必要最低限の家電以外は増やさないようにしていた。
しかし2020年からコロナで家に缶詰、しかも一人暮らしになったら、今度はそのミニマムなワンルーム暮らしが退屈でしょうがない。
車無し、近くにバスやKTM、モノレールなどもなし。同居人が帰省または仕事で家にいない間(数か月~半年)は一人暮らししていた。
仕事の為に買ったものもあり、自分の娯楽用に買ったものもあり。
まずは2020年の購入分から紹介。
机と椅子、Wifi
在宅勤務に移行して数か月経過したタイミングで、有難いことに会社から在宅勤務をサポートする手当が出た。
部屋に備え付けられていた一本足の華奢なガラステーブルにパイプ椅子、携帯会社のコロナ下特別支援1日1GB無料プレゼントで仕事をしていたので、これを機に家の仕事環境をアップグレード。
会社の手当だけでは全て揃えられなかったので、そこに幾分プラスして購入したのがIKEAの椅子と机、Wifi。
Wifiはマンションに張り紙があったTIMEを選択。トラブルも少なく、安定していて良い。
ちなみに1日1GBはMaxisの回線を使用していた。スマホそのもののインターネットはとても遅いのに、ホットスポットとしてPCに使用すると何故か問題もなくサクサク仕事はできていた。
使い始めて驚いたが、仕事で1日1GBを使い切ってしまうこともなかった。(もっと何GBも使っているのかと…)
そして机。とりあえず予算内であること、スペースを取らないことを条件に買ったのがこちら。RM200ほど。
丁度良いサイズ感。引き出し付き。
PCを奥に置き、手前でまだメモを取れるスペース、横にスマホやカレンダーを置くスペースがある。
どうでも良いけど引き出しが最後は自動で閉まる仕様。出し入れの動きがとてもスムーズだが、自動で閉まるのは勢いがあるのでここに指を挟むとめっちゃ痛い。
なおモニターや2台目のPCを置くスペースはない。本当にPCとその他ちょっとしたものを置いたり、本を広げて勉強する広さといったところ。
個人的にはワンルーム暮らしには十分で気に入っている。
椅子は予算の関係で背もたれがそこまで高くないものを選んだ。RM500。
高さと背もたれの角度が調節できる。
椅子カバーはチャックで止められているので外そうと思えば外せるが、剥がすのも元に戻すのもかなり手間。布地がパツパツで固くて気軽に外せない。
1回試したけど、戻すのがとにかく力も時間も要った。多分もう今後数年は外して洗濯はしない…。
キャスターは座ると自由に動かせ、立ち上がるとロックがかかる仕様。動きはとてもスムーズ。後に同居人が無名ブランドのキャスター付き椅子(RM200+)を買ったが、それと比べてIKEAのキャスターは結構レベルが高いことが分かった。
背もたれが頭まである高いものにすれば良かったかなあと思うこともあったけど、使っていてそこまで気になることはなかった。(割と勤務時間中は背もたれ使わない人間なので)
ヘッドセット
電話対応並びにミーティング用。
会社支給のヘッドセットはPCには使えなかったため別途購入。
それまではiPhoneのイヤホンを使っていたけど、聞き取りづらいと言われることも多くヘッドセットを購入することに。何が良いのか分からず、とりあえず同僚が使っていたLogitechを購入。確かRM34あたり。
値段なりのクオリティだと思う。聞き取りや喋りは問題なくとてもクリアだが、長時間使用すると耳がいたい。そして耳に安定せず、だんだんズレてくる。1時間の会議でかなり厳しい。短時間の会話や電話には問題ない。
そしてマイクについているスポンジがとても取れやすく、オフィス~自宅移動でカバンの中で行方不明になることもしばしば。このスポンジがないと雑音が相手側に聞こえるらしいんだよね。。
もし壊れたらもう少し良いランクのものを買おうと思っている。が、34リンギ、なかなか丈夫…。
ギター
2020年の買い物で一番思い切ったものかな。
私が好きなアーティスト、かつコロナ下、オンラインやインスタグラムライブなどを通じて生活に寄り添ってくれたサカナクションのボーカル山口一郎さんの弾き語りに影響を受けて購入。
2020年、日本でステイホームが本格化した時。サカナクションは「#夜を乗りこなす」というハッシュタグを使い、YouTubeで過去のライブ動画の無料配信をしたり、インスタライブでの職業対談やDJ配信、弾き語り配信など、色々な企画で自粛生活に寄り添ってくれていた。
マレーシアでより強力なロックダウン生活を送っていた私は、プライベートで打ち込める趣味、他人に会わず自分だけでできること、かつ時間をつぶせて達成感が得られるようなものを探していた。
同時に何かを生み出すクリエイティブなことが良いな、でも美術系、描くことや何かを作ることに比べたら自分は音楽の方が好きだな…と思い、楽器の購入を検討。
ピアノの経験はあるものの、今手元にはないしキーボードは部屋に置くには場所を取る。それにキーボードは電源・電池がないと演奏できない。
ギターであれば、ものさえあればどこでも弾ける。究極、たとえば山の中に持って行っても弾ける。それに、楽器ができることは非言語のコミュニケーションのひとつとして良いな、と思って。(例えばクニャの人達の村であったり、その他の海外…言葉が通じない場所や人に会った時のネタになるというか…)
ということで最寄りのヤマハを覗くと、ちょうどよくトラベル向き?小さめのギターが1本割引されていた。しばらく検討した後それを購入。
結果、購入してとても良かった。
2020年、ギターのおかげでかなり楽しい日々を過ごした。自分で好きに伴奏しながら好きな曲を歌うのはめちゃくちゃ気持ちが良かったし、楽しかった。
サカナクションや好きな曲が弾けるようになりたいという目標があったので、とにかく早くギターに触りたくて、仕事が終わるのを今か今かと待っていた。夕食もそこそこに指先の感覚がなくなって弦を押さえられなくなるまで毎日触っていた。
2021年以降、ギター熱はさすがに落ち着いたけど、やはり週末なんかに弾き出すと楽しい。新しい趣味になった。
ポータブルプロジェクター
住んでいる部屋の壁が白で、遮る家具などもなく。住み始めてからずっとプロジェクターの購入は考えていた。
どんなものを選べばよいのか分からずうだうだ時間を取ったが、最終的にShopeeでAndroidが入ったスマホサイズのポータブルプロジェクターを購入。中国から発送。なぜか配送に1ヵ月!もかかったけど、きちんと動いてそれなりに良い。
リモコンも付いているが、専用アプリを使って自分のスマホをリモコン替わりにできる。プロジェクターとスピーカーもBTで繋げるので、音量・音質も好きなようにできる。YoutubeやNetflixも内蔵Androidで自由自在。容量8GBまでなので映画や動画のダウンロードも可能。明るさや画質は、そこまで気にしないホームシアター初心者には十分。
後々SonyやEPSONのがっつりビジネス用プロジェクターを使う機会があってその違いを知る。このプロジェクターは日中やライトが付いているとほとんど見えない。部屋を暗くする必要あり。
短所は以下の3つ。
1、アプリとプロジェクターの接続に時間がかかることがある&ミラーリングが途中で切れちゃうことがある
プロジェクター側の問題かネット回線の問題かスマホの問題かわからない。
2、アプリからのキーボード入力の認識が滅茶苦茶
検索など文字の打ち込みに時間がかかる。一文字の入力を重複して表示したりすること多発。手動でカーソル動かしてキーボード操作するのも手間で、かなりストレスだった。(2022年に使っていて気づいたけど、もしかするとアプリからのキーボード入力の機能は改善されたかもしれない。前より誤認識減った気がする。)
3、HDMIのインプットがない
HDMIのアウトプットしかないから、ブルーレイやDVDをこれに繋いで再生できなかった。YoutubeやNetflixを別のモニターに繋いで映す、というのは可能。あまりに初心者で購入時にこれを理解していなかった。このプロジェクターは容量やHDMIのインプット・アウトプットなど仕様の違いで3モデルあり、私が買ったのは真ん中のもの。上のランクのモデルがインプット付きだった。
一度、使っていた三脚ごと倒してしまって本体の三脚固定部分が割れてからは、正直角度調整や固定ができず、使いにくくなってしまった。(まあ倒れてなお正常に動いていてすごいとも評価できる。)
場所を取らないのは嬉しいけど、結局家から出ることも持ち運ぶこともほとんどなかったから、DVD観賞用に普通のプロジェクターが欲しくなった。でも総合的にいえば無名ブランドにしてはそれなりにやるかな、という印象。
プロジェクターを検討されてる方、何を見たいかにもよりますがAndroid搭載のものも、HDMI「インプット」付きがおすすめ。
ちなみにこのSellerはなにをやらかしたのか、アカウントがShopeeでBanされてて同じ商品はもう買えなくなってた。
Kindle
どのタイミングで購入したかは忘れてしまった。もしかすると2019年だったかも。ペーパーホワイトではない安い方。
マレーシア生活1年目、とあるマレーシア生活ブログで「Kindleは絶対あった方がいい!やっぱり何か読みたくなる!」と強くおすすめしている人がいたが、それを読んだ時は「そうか~?」と舐めていた。
正直興味はあったけど、飽きっぽい性格なので買うだけ買って使わなくなることを恐れていた。まあ結局は買ったんだけどね。
コロナで外に出られず、ヒマすぎて何もせず鬱々とするくらいなら、少々お金出しても新しい娯楽を手に入れることに挑戦しても良いかと思って。
しかも探してみたところShopeeに日本のkindleを売っているところがあり、日本からの直送だったから。購入後スムーズに届いた。
機器の初期設定で「本が買えない」と出て焦ったけど、先人の知恵に従いAmazonアカウントの場所を日本に設定したらすぐに買えるようになった。
…とはいえ、実は2020年中はあまり使わなかった。なぜなら。
1、処理スピードの遅さ
スマホのサクサク感に慣れていると、kindleのタッチスクリーンや画面の切り替わりといった動作スピードにイライラしてしまう。ここがかなり大きくて疎遠になってしまった。
2、Kindle内で新しい本を調べにくい
おすすめ欄を見ても一度に入ってくる情報がとても少ないし、関心のない本やカテゴリーの羅列を延々と見るのも苦痛だった。検索もゆっくりだし、もちろんKindleにないものはないし。本屋で本棚を眺めながら歩いて回ることの偉大さを知ったな。
3、買うものに制限をかけた
長編の漫画を見境なしに買ってしまうことを恐れ、買うのは活字の本だけにしよう!などと枷をはめた。
2021年になり、活字に縛って結局使わないんじゃ意味なくない?まあどうだっていいかと思い、漫画や実家にあるけど久しく読んでいない本の電子版など、とにかく読みたいものを買い始めてからしっかり使うようになった。
元々活字だけと考えていたこともあって8GBの一番安いKindleにしたけれど、こうしてみるとPaperwhiteの大容量でも良いかと思う。とにかくKindleのスクリーン処理速度を遅く感じてしまうので、もし上位ランクがサクサク動くならそちらに変えたいと強く思っている。
なおKindleのタブレット内で本を探すことについては、スマホに入れたアプリか、Amazonアプリで行うことで若干楽になった。
でも!なぜかは分からないけどスマホのKindleアプリやAmazonアプリからは本が買えず、結局Kindleを開くかブラウザでAmazonを開いて買わないといけないのでとても面倒。みんなどうしてるんだろ。
運動マット
まさにお部屋エクササイズが流行りだした流れに乗って購入…。それまでは部屋の床でプランクをしていたけど、タイルの床は痛いし冷たい。バスタオルを敷いてやってたけどズルズル滑る。
きっとマットがあればもっと運動するはず!という思いで購入。ヨガマットは高かったので一番安いスポーツ用品店自社ブランドのやつにした。
人が泊まりにきたらこれを敷いて寝られるし!とか思ったけど、生地の質のせいでこの上で寝ると暑いらしい(友人談)。
「~~があれば自分はちゃんとやる!」というのは言い訳に過ぎないと、分かっていたけどやっぱりその通り。2022年になっても使ったり使わなかったり。面倒くさがりにはバスタオルで十分だったかもしれないけど、ウキウキ気分を買ったということかな…。
そしてこの辺りから2021年購入分。
Blurayプレイヤー
あまりに暇を持て余してしまい。先述のサカナクションのライブ映像ブルーレイをある時実家から送ってもらった。先走ってプレイヤーを買ったものの、インプット対応のプロジェクターかモニターがないとみられなかった。そのため後に別途プロジェクターを買うことになる…。
でも、元気がもらえる映像を好きな時に見られるようになったのは大きい。実は実家にもBlurayプレイヤーはないのに円盤を買っていた。
カセットプレイヤー
単発でShopeeから購入。
こちらも私が推しているアーティストNicolie Binaraの音源が2021年にカセットで限定販売されるということで、聞ける機器を購入した次第。
「YNWA – You’ll Never Walk Alone」というタイトル。コロナ下に思い出深いアルバム。
Nicolie Binaraはアンビエントドローンというジャンルの音楽を作るアーティスト。歌詞はなくひたすら穏やかなサウンドが流れるので、作業や部屋のBGM、マッサージやヨガなんかのリラックスしたいとき、はたまた就寝時におすすめ。寝付けない時にかけるとスッと寝られる。
また、カセットテープのエピソードとしては。。推しアーティストのものと同時に、同居人が25年前にクニャの村で録音されたカセットテープを持っており。
当時のサンペ演奏、太鼓の演奏や人々のお喋りが入っているということで、それを再生する為にも購入に踏み切ったのでした。
25年前はクニャの人々がキリスト教に改宗する前、精霊信仰だった頃。しかも、ここで演奏されているサンペの音楽は精霊を呼び出すため・精霊が踊るための特別な音楽だっていうからスーパー貴重。なかなか興味深い音楽でした。
足湯バケツとフレグランス
Selayangの温泉(↓)も永遠に改修工事してて、日本へ帰国もできず。
ステイケーションもままならず、湯に浸かりたい欲からShopeeで足湯用の容器…?バケツ?を購入。
シャワーのお湯だとぬるいので、ケトルでお湯を沸かし、水で調整しながら入る。気持ちいい。ちょっと大きいバケツだけど、折りたためるし先日の断水の時は水を入れるバケツとしても使った。
湯を沸かして用意する手間があって頻繁にはしないけど、身体が冷えてる時とかリラックスしたい時に使えて役に立ってる。フレグランスオイルも同じくShopeeの激安を買ったけど普通のオイルっぽい。香りも良い。
Nintendo Switchとソフト
Shopeeで出てきたこのオタクヤというところで購入。
2021年になっても相変わらず外に行けない日が続き。日本の友人のおすすめもあってスイッチとリングフィットを購入。なんでもShopeeで買えて良いなあ。
同時に、運動系ソフトの紹介で見たJust Danceが楽しそうでJust Dance2021も購入。これは正解だった。めちゃくちゃ楽しい。1時間踊って400kcalくらい燃焼すると、踊りたくても体力が尽きて動けなくなっちゃう。見本に従いながらも、好き勝手に身体を動かせるのが楽しい。
リングフィットは買って18日間連続でやったな…。その後は週末中心に時々やってる。(2022年に入ってからは疎遠になっちゃってる)
Just DanceはJust Dance Unlimitedというサブスク?に入ることで500曲も遊べる。流石に500曲は豊富で飽きない。
ShopeeではSDカード?固体のゲームソフトのないものも販売されていた。やり方が分からず普通のソフト版を購入したけど。オンラインからの直接ダウンロードはとても楽…ソフトの差し替えしなくていいから。(でもこの場合はスイッチの容量を増やす必要が出てくるよ)
花の定期購入
これは当時Twitterでも報告してたやつ。うちは両祖母がマメな人で、家に花を飾るのは割と身近だったので(仏壇、お墓用がメインだったけど)、日本で一人暮らししてた時も時々花を買って飾っていた。
家の近くで気軽に買えれば良いけど、徒歩圏内に丁度良い店や炉端の花売りがない・いない。コロナ前は同僚の誕生日や退職祝いなどで花束を送ったりすることもあったけど、コロナで多分お花屋さんも厳しいかなあ、などと思い適当な店から定期購入してみることに。
毎週欲しいくらいだけど、予算の関係で2週に1回のコース。それなりに楽しみで良かった。
止めるつもりはなかったけど、ちょうど銀行のカード更新のタイミングで支払いが止まったので2か月計4回のデリバリーとなった。また鬱々としたら再開するかもしれない。(その前に、ちゃんとした花瓶を買わねばならんけど)
このお話は以上。
まとめて振り返るのは楽しかったから、また書くかもしれない。
*トップ画像のSwitchは「みんなの画像」からです。私が撮った写真ではありません~