ペルーでカメラを紛失したら、警察官が頑張ってくれた話
ペルーのクスコを旅していた時の話です。
カメラをタクシーに忘れて警察署へ
タクシーを降りた後に、夫が持っていたカメラをタクシーの中に置き忘れたことに気づきました。
カメラにはマチュ・ピチュで撮った写真がたくさん。
けど、スマホで撮った写真もたくさんあったので、正直私はカメラを探すより、予定どおり、インカ帝国の要塞サクサイワマンに行きたかった。。
でも夫はすぐに諦められなかったようです。
警察署に相談に行くことになりました。
カメラを見つけるのは不可能だとタクシーの運転手に笑われる
警察署に向かうタクシーの中で夫が運転手とカメラを失くした話をしていました。
警察に行くことを告げると、運転手は笑いながら、
Imposible! インポスィーブレ!
(カメラを見つけるのは)不可能だよ
と言っていました。
そうだよね。ここは日本じゃないもの。
カメラが見つかるわけない…。
届け出ても仕方ないんじゃない?と思いました。
警察官が意外にも一生懸命動いてくれた
なくしものの届け出だけで、見つかったら連絡します(探す気はありません)程度かなと思ったら、警察官の方々は思いがけず頑張って解決しようとしてくれました。
息子の名前を聞いてくれたり、かなりフレンドリー。
監視カメラのチェック
クスコの警察は夫に、タクシーが何時頃どの道を通ってきたのかを確認してくれ、その通り道道沿いに設置してある監視カメラをいくつもチェックしてくれたのです!
正直言ってそこまでしてもらえるとは思っていませんでした。
ペルーの警察官がかっこよすぎた
夫と一人の警察官が監視カメラの確認をしている間、私と当時3歳の息子は別の警察官とパトカーに乗って待っていました。
運転席と助手席の間に長い銃が設置してありました。弾丸?が入っているかどうかは知りませんが。。
日常とかけ離れた空間にいることが不思議でした。
警察官が片目を閉じて、手で銃の形を作り、息子にバン!とふざけていました。
…確実に私の胸に当たりました😍
カメラは見つからなかったけど、温かい思い出ができた
一緒に監視カメラを確認した夫いわく、その時刻にタクシーが映っていましたが、角度的にナンバーが映っていなかったため、私たちが乗ったタクシーは特定できなかったそうです。
残念。
もしカメラが見つかったら連絡しますということで終わりました。
見つかることはないだろうと思いましたが。。
現地の人々と触れ合うのは良い思い出になる
旅って、綺麗な景色や食事は勿論ですが、現地の人々と触れあったことがすごく思い出に残るんですよね!
サクサイワマンには行けなかったけど、なかなかできない体験をしたなぁと思います。
(お手を煩わせてしまって申し訳なかったのですが)
当時息子は乗り物が好きだったので、パトカー(それも外国の)に乗れて嬉しかったと思います。
警察署で息子を抱っこして貰い写真を撮らせてもらいました。本当にフレンドリーな皆さんでした。
読んでいただき、ありがとうございました!
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