17
何年か先
私がどうなっているかなんてわからなくて
今無我夢中にもがいたって
報われるかもわからない
なのに一生懸命やってるんだ
周りを見ればいつだって
人と比べては羨んでしまう
自分がもっとこうだったらって
でもねきっと
気づいていないだけなんだよ きっと
誰かも私を羨んでる
自分では気付けない素晴らしさに
わからなくたっていい
これから先どうなるかなんて
誰もわからないんだよ
自分が頑張れてるのかわからなくて
自分のことなのにわからなくて
それでもなんとかやってる自分が意外に好きだったりするんでしょ
たまには後ろを振り返ってみてもいいんだよ
私の軌跡が見えるじゃない わかるじゃない
みんなきっと同じだよ
みんな自分の弱さを隠しながら生きてるんだ
でも誰かの弱さに触れたとき
私は寄り添える人でありたい
真面目そうに見えるあの子だって
いつも面白いあの子だって
みんな弱さを持ってるんだ
それが人間じゃない 愛おしいじゃない