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夢めも🗒️逃避行からの逃走劇_1

男女の逃避行。女=わたしではない。(*1) スキー場のロープウェーのような、しかししっかりと四面囲われたゴンドラのような、乗り物に揺られ、とんでもなく見晴らしのいい山間をゆったりのぼっていく。辺り一面は山というよりは野原?でところどころにビビットな色をした花も見える。
ここですこし時間が巻き戻る。この男女は(いまは)お互いに別のパートナーがいる。かつて、付き合ってはいないが親しい関係にあり、バーのような、アトリエのような場所で再会を果たす。丁々発止で男のほうが「そんなふうに言うのなら着いてきてほしい」とか言い出した挙句の、吹き曝しのロープウェーである、というところで時間軸が戻る。男のほうは、これから行く場所についての講釈を垂れているが、女はあまり耳を傾けることはなく、花に気を取られている。男はそれならばとその辺の花を手を伸ばしひっつかんで女の目の前に持ってくるが、女はそうした粗野な行動こそがありえないんだと凄んで男を黙らせてしまう。そうして、ずっとずっと運ばれていった先に、なるほど建物のつくりが統一された、なに風というのか適した言葉はわからないが(さっき男がなんちゃらと言っていたが)人里離れたちいさな街にたどりつく。ロープウェーの降り口は、ただそこに積まれた緩衝材に向かってちょうどよく飛び降りるほかなく、さらには「飛び降りるしかないぞ~」と地元住民っぽい人から声かけもされて、えいやと降りる。
そこから夢の風合いが大きく変わる。この街では動物との共生が課題としてあり、そのなかでもライオンが猛獣となっているらしい。(*2) ロープウェーを降りる間際にも、視野角の右奥のほうの山からバトルを知らせる警報がなっていた。この街の住民たちは警報のためなのか、薄暗い広場(天井が低い)に集まっている。あまり歓迎されたムードではないが、色分けされたグループごとにあいさつをされ、男女も返す。朝礼のような時間。その後、集団でドミトリーへ移動するということを言われるが、その矢先にライオンが襲ってくる。用員入れのような小部屋に逃げるよう促されて閉じ込められ、その隙間からライオンと原住民の闘いを覗き見るも、なにか合図を出される。どうやら、この小部屋にライオンを押しやりたい様子。わけもわからないまま、扉があいた瞬間に飛び出し、そこにライオンが飛び込んできてぶじに仕留められる。冷静になって考えてみるとつまり、原住民ではない男女ふたりを生け贄として小部屋に入れ、それをエサにライオンを釣ったということであり、絶句していると原住民らから肩を叩かれ、「よかったな、第一の試練突破だ」みたいな軽口を叩かれつつ、さらには物理的に背中をばしばし叩かれる。(この時点でFRSとTPSがごちゃつき、このあたりはわたし=男女のうちの女のほう、になっている。)また別の原住民が、床面にある隠し防具庫みたいなものを開け、さきほどまで用具入れとなっていたはずの小部屋のプレートに「DANGER」やら「KEEP OUT」やらのシールを貼り付けて使用禁止とする。ライオンはこの倉庫のなかで弱体化させ、死骸を取り出すまではシールを目印にしてわかるようにする、という習慣だそうで、ますますもって先ほどの罠(自らをエサとして差し出されたこと)に戦々恐々とする。あらためて見渡すとたしかに、シールが貼られたロッカーや倉庫も、貼られていないそれも、目につく。(*3)
ようやくドミトリーへの移動。1500字を超えたので次の記事に。

  1. ゲーム界隈で、FPS=First Person Shooter・一人称視点のシューティングゲーム/TPS=Third Person Shooter・三人称視点のそれ、という考え方があるが私の場合はどちらの夢も見る。TPSの場合は、はっきりとした明晰夢、もしくは、まどろみながら半分起きているけれども夢の世界から抜け出してくることができないときに見ることが多く、服用している薬を飲み忘れると起こりがち。

  2. おそらく寝る前に「ゴールデンカムイ」の実写化の評判を聞いて、wiki等でおおまかなあらすじを読んだため。(「ゴールデンカムイ」にはヒグマやオオカミが出てくるらしい。熊害(ゆうがい)という言葉を知った。)漫画・アニメにまっっったく詳しくないため、実写化されたりなど話題にあがるとwikiを隅々まで読み込む、ということをよくやる。

  3. このあたりの、考えている内容が絵として増強される感じは夢あるある。こ、こんなところに伏線が!と思うが、じぶんで後から増やしているだけで、別にすごくはない。

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