日本が性犯罪大国のままなのでフィリピンに移住する計画①
Twitterを見てると、毎日女性蔑視的な話題や性犯罪の話題が盛り上がりを見せている。
先月末から10日余り、女性差別で盛り上がっている話題を見つけるたびにGoogleスケジュールに記録していたのだが、本当に毎日この話題は更新されている。
「男湯 幼女」の検索結果だとか、
世界的カメラマン広河隆一がレイプ常習者で被害者からの告発が相次いでいるとか、
教員から生徒への性犯罪がスクールセクハラとかいう名称でぼかされてるだとか、
女子生徒に下着の色を強要する校則だとか、
小4女児が父親に虐待死させられた事件で母親も逮捕されたが、子どもを餓死させた母親は逮捕されたのに父親は逮捕されなかっただとか、
俳優の新井浩文が強姦で逮捕されたとか、
それに対してハニートラップ扱いや金目当て等の被害者罰的な意見が少なくないことだとか、
警察官5人にレイプされたのに不起訴になっただとか、
64歳男が女装して中学生に抱き着いただとか、
バーで女がいない隙に強くて飲みやすい酒をオーダーしたのに弱い酒を出すことは男の尊厳を傷つけることだとか、
中1女子生徒が区役所職員に強姦されただとか、
父親が2歳娘を強姦して殺しただとか、
駅で髪を舐めてきた男が逮捕されただとか。
これらはすべてこの10日余りで観測された話題だ。わたしが見落としているものもさらにあるかもしれない。
数年前はそんな話がちょっとあっても「気にしすぎでしょw自意識過剰w」みたいな声も多く、#Metoo運動なども流行らなかったであろうことからは性差別の意識が向上されてきたということだと思うので良い傾向ではあるが、
如何せん性犯罪者を野放しにし続ける社会であることには変わりないので、わたしも被害に遭いたくないし、
子どもが出来たりしたら子どもを危険に晒すのも絶対嫌なので、引き続き海外移住を検討していきたいと思う。
前回まではスウェーデンを移住先として考えてきた。
しかしスウェーデンは医療福祉や育児などへの行政サービスが充実しているものの、物価が高いことや、北欧特有の冬の寒さと日照時間の少なさによる季節性鬱のリスクなどのネックがある。
そのため、今回はスウェーデンと真逆に近い条件のフィリピンにスポットを当てて移住を検討していく。
スウェーデンの際にも参考にしたジェンダーギャップ指数では、フィリピンは149カ国中8位。(日本は110位)
男女平等に積極的な国だと考えられるだろう。
わたしが海外移住を検討する原因は、日本国内において性犯罪被害者への社会的対応が被害者罰的であることや、性犯罪加害者が野放しになっていることに非常に問題を感じており、現状社会的にそれを改善しようとする動きがみられないからだ。
日本では性犯罪がそれとカウントされず、暗数として処理されていることが非常に多い。警察やSNSでのセカンドレイプも問題になっているが、それらが原因で被害に遭っても泣き寝入りする被害者も多くいる。
そのため、性犯罪の検挙件数の多い国ほど被害者が泣き寝入りせずに済む国なのでは?という仮説を立てている。
フィリピン国家警察によれば,2017年(暦年)の強姦事件は約8千件が報告されており,この数は,日本での発生件数の約7倍に上ります。
上記では、フィリピンでの強姦事件発生件数は日本の約7倍とある。
しかし前述したとおり、日本では警察に届けられ、検挙されたよりもはるかに多い性犯罪が行われていると考えられる。
2013年に日本で起きた強姦事件は1409件とされている(警察庁『犯罪統計書』)
2012年1月に法務総合研究所が実施した犯罪被害調査によると、16歳以上の女性の強姦被害経験率(過去5年間)は0.27%で、同年齢の女性人口にこの比率を乗じると15万3438人となる。これは実際の被害女性の推計数だが、2007~2011年の5年間に認知された強姦事件数(7257件)よりはるかに多い。
上記を参考にすると、実に一年あたり31000件以上の強姦被害があり、その数は認知件数の20倍以上だ。
またこれは、強姦に限っての事件数となるので、痴漢その他の軽犯罪とされている性犯罪を含むと、数はさらに膨大になることが考えられる。
フィリピンでの性犯罪の認知件数がどの程度信用に足るものかは不明だが、日本のほうが安全だとは到底いえない状況ではあるだろう。
少なくともジェンダーギャップ指数で世界上位の国であること、また、強姦事件が逮捕に繋がっていることから、フィリピンは日本からの脱出先として検討するに値すると思う。