Misaco

1歳1ヶ月差の年子を育児中。身の回りのことをあれこれ書いていきます

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最近の記事

入園拒否をうけた息子

ちょうど去年の今くらいの季節だった 購入したマンションの隣に幼稚園がある お受験なんてたいそうなものはないごく普通の幼稚園だ マンションを購入した時、私のお腹には長男がいた その頃から「幼稚園はここに決まりだね」なんて話を夫としていた 長男はすくすく育ち、プレ保育はもちろんその園一本に絞った 今思えば、それが良くなかった 当初、息子はあまりクラスに少し馴染めていない印象だった それまで自宅保育をしていたため集団行動にはまるで免疫がなかったし、私自身も極度も人見知りが

    • 私の愛したアンチRPG

      一番古い記憶は兄の横に座り見つめていたゲーム画面。 確か幼稚園の頃だ それから三十路目前の現在に至るまでプレイし続けているゲームがある 「moon」 私が推す、最強の作品 ラブデリック社が製作したプレイステーション用RPGだ ある夜、男の子がプレイしていたゲーム「MOON」の中に迷い込んでしまう 月の光を失った世界。そこで目にしたものは「勇者」に惨殺されていく罪のない動物たち… 悩める住民や動物たちの魂を救済する事で得られる「ラブ」を集め月を目指す物語 癒されるB

      • 「実家が太い」だけの私#3

        学生時代に比べ本当に自分の買い物をしなくなったとはいえ、 幼少期に染み付いた金銭感覚がなかなか抜けないのが正直なところだ 祖母ももうすぐ92になる 足の不調を機に施設に入った コロナのせいで面会も出来ない 施設から送られてきた写真には敬老の日の花束を持った見知らぬお婆さん。 祖母だった まるでハウルの動く城に出てくる荒地の魔女のような変貌ぶり 元々年齢の割に背筋も伸びていたし、ふさふさのグレイヘアーはいつも整っていたのに。 車椅子に乗せられた祖母はまるで別人だった

        • 「実家が太い」だけの私#2

          結婚してようやく祖母からの可哀想口撃が無くなってきた気がする 世間一般的な価値観(とはいえ前時代的だが)から言えば「しあわせ」になったからなんだと思う。しかし結局、結婚できたのも家を買えたのも車を買えたのも祖父の遺産があったからだ 情けないと思いつつも背に腹は変えられない 夫と私に共通しているのは「あわよくば根性」だ。 人の金で食う飯はうまい、貰えるものは貰っておきたい。 結婚してすぐは家具家電、寝具に至るまで仕事の伝手でもらい受けた物を使っていた。寝具は流石に…という

          「実家が太い」だけの私

          昔から本を読むのが好きだった  お金があるから本が買えた 「本は新品で買うもの」だと思っていた 俗に言う「実家が太い」私。正確に言うと母の実家だが、私も十分に恩恵を受けてきた もし実家が太くなければ 私の両親は背負った借金を返せないまま一家心中でもしていたかもしれない 離婚してシングルマザーになった母はどうにも生活が立ち行かなくなって私と兄どちらか、あるいは2人ともを手放さなければいけなくなっていたかもしれない くも膜下出血で倒れてしまった母をまだ幼い兄妹は支え切れる

          「実家が太い」だけの私