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筑波大学2022年度enPiTでamixedcolorは何をしたのか、何を考えていたのか
はじめに
この記事は、筑波大学のenPiTという授業における、僕amixedcolor(エイミ)が何をして、何を考えていたのかを書いたものです。
この記事を読むと得られるもの
amixedcolorが何をしたのかへの理解
開発したプロダクト
チームの中でやったこと
チームの外でやったこと
amixedcolorは何を考えていたのかへの理解
各スプリントごとに考えていたこと
この記事を読んでも得られないので〇〇を参照してください
enPiTとは何か
amixedcolorとは何をしている人なのか
僕のnote記事「今年をまるっとふりかえり、これからを考える」
僕のいたチームの他の人は何をしたり考えたりしていたのか
「モリ」のnote記事「[筑波大学enPiT] 新規事業開発ニフレル」
「A.M.R」のQiita記事「筑波大学enPiTプログラムに参加した結果www」
以上の人の記事のみが公開されています。
それでは、ゆるゆると。
開発したプロダクトについて
プロダクトの概要
エレベーターピッチを掲載します。詳細は、スライド資料をご覧ください。
![](https://assets.st-note.com/img/1676819834057-oDEmkDMW1S.png?width=1200)
テキストでも掲載します。
「ヤルキッカケ」とは
【自分が抱えているタスクを期限ギリギリにならないと始められない】という困りごとを解決したい【強制力が無いと始められない人】向けの【きっかけづくりアプリ】です。
これは【ユーザー同士の相互監視】によって、【後回しにしたり、締め切りギリギリで焦ってやったりすること】とは違って【やり始めるきっかけが得られて、期限以外の強制力が得られる状態】を実現できます。
使い方
自分が取り組みたいタスクと始める時間を登録し、開始時間にボタンをクリックするだけです。もし予定時刻に作業を開始出来なかった場合には、「やるきっかけ」からメッセージが届きます。送られ方は2種類あります。
1人で使う場合:「やるきっかけ」を利用している人全員に
友達同士の場合: LINEグループに
チームについて
メンバー構成
6人のチームでした。
それぞれの役回り
全員が開発者で、基本的には他の責任とも兼任していました。
その上で、ロールの変更を何度か行っていました。
秋学期が始まった頃:PO: Tさん SM: amixedcolor
1ヶ月目のころ:PO: Tさん SM: SさんとモリさんとA.M.Rさんでローテーション
1ヶ月目の後半:PO: Tさん SM: amixedcolor
2ヶ月目のころ:PO: A.M.Rさん SM: amixedcolor
3ヶ月目のころ:PO: A.M.Rさん SM: Tさん
10月からの出来事
ここでは、スプリントやそれ以外の出来事ごとに、大きく分けて以下の2項目について述べます。
チームとプロダクトの軌跡
やったこと
おきたこと
ふりかえったこと
amixedcolorの軌跡
やったこと
考えたこと
前者については、スプリントとロングレビュー(後述)のみにて述べます。各項目で書けることは複数ありますが、代表的な1つ、あるいは2つについて述べます。
スプリントの構成について
enPiTでは、3時間の1授業を1スプリントとして、原則そのスプリントが4回回るごとにロングレビューを設けていました。その4回を1単位として、4周回し、4回のロングレビューがありました。
ロングレビューが何か説明をします。通常のスプリントレビューとは異なり、その周での4スプリントを通したインクリメントに対するレビューを行うものです。
スプリント0-1
スプリント0とは、10月の新学期になってからスプリントが公式に始まる前の、準備期間です。
チームとプロダクトの軌跡
やったこと:全員に意見を聞き、スクラムマスターをローテーションすることにした
おきたこと:レトロスペクティブでプラスが多く出た
ふりかえったこと:デルタとして、今何している時間なのか分かりにくいという話が出た
amixedcolorの軌跡
やったこと:スクラムマスターを降りた
考えたこと:スクラムマスターを独占しないことで、経験したい人みんなに経験して欲しかった
スプリント0-2
チームとプロダクトの軌跡
やったこと:カスタマージャーニーマップを書いた
おきたこと:それぞれが思い描いてるプロダクトの形の理解が進んだ
ふりかえったこと:プロダクトの価値を、原点に立ち返りながら再確認できた
amixedcolorの軌跡
やったこと:結局ファシリテートしていた
考えたこと:どこかギクシャクして、うまく回らない感覚があった
スプリント1-1
チームとプロダクトの軌跡
やったこと:スクラムについてわからないことをみんなで出して、スクラムマスターに聞いた
起きたこと:スクラムへの理解は深まったという声がいくつか出た
ふりかえったこと:タイムボックスを守れないことが多かった
amixedcolorの軌跡
やったこと:スクラムマスターとして、スクラムを説明した
考えたこと:スクラムを理解してもらうことで、よりうまく回るようにしようとしていた
スプリント1-2
チームとプロダクトの軌跡
やったこと:アイコンを使って意思表示を可視化した
おきたこと:可視化と言いつつ、貼らないことは基本的になく、形骸化がすぐに起きていた
ふりかえったこと:プロダクトの方向性が決まりつつある
amixedcolorの軌跡
やったこと:TODO出しの際に順序をつけた
考えたこと:パスが分かれることで分担しやすくし、タスクが終わった時に次のタスクを自律的に決められるようにしたかった
おはなし
amixedcolorの軌跡
やったこと:今の目的に興味がなく、やりたいことが違うことを相談した
考えたこと:最終的に、尖らせて仮説検証をするということがまずは必要なのだと感じた
スプリント1-3
チームとプロダクトの軌跡
やったこと:時間の使い方を見直しつつ、何をどう解決したいのかを明確にした
おきたこと:意思決定の際に、アイコンをペタペタして5fingersでやろう→miroなら無段階投票できるのでは→グラデーション投票が生まれた
ふりかえったこと:対面で集まり、インクリメントをうめた
amixedcolorの軌跡
やったこと:miroなら無段階でできるじゃん、グラデーション投票にすればいいのでは?
考えたこと:より詳細に個々の意思が現れるようにしたかった
スプリント1-4
チームとプロダクトの軌跡
やったこと:MMFの作り方を決めて、ユーザーストーリーマッピングを途中までした
おきたこと:動くものはできていないし、授業外でもう1スプリント回そうという話が出た
ふりかえったこと:全員が本当に納得しているのか気になる。納得していないのであれば意思表示しなくて良さそう
amixedcolorの軌跡
やったこと:PBLを作るための2つの方法について説明した
考えたこと:自分の中にある経験を最大限活かそうとしていた
スプリント1-e
チームとプロダクトの軌跡
やったこと:ユーザーストーリーマッピングをして得られたMMFを元に、プロトタイプをGoogleカレンダーで実装した
おきたこと:最小限の労力ながらも、体験できるストーリーができた
ふりかえったこと:ルールの形骸化 20分立ち止まりとか・ふりかえりの仕方を大幅に変更
amixedcolorの軌跡
やったこと:MMFを達成できる動くプロダクトを作るときに、コードを書かずにできる方法を提案して実装した
考えたこと:最小限の労力でできることが楽しかったし、それで体験を作れることを示したかった
ロングレビュー1
チームとプロダクトの軌跡
やったこと:寸劇と何名かの実際の体験、グラデーションアンケートによるレビューの構成の実施
おきたこと:多くの人が投票してくれた・肯定的な意見も、否定的な意見も見られた
ふりかえったこと:PO見直したい・各ロールを見直す時間を作る
amixedcolorの軌跡
やったこと:レビュー全体の進行
考えたこと:自分がそのとき一番プロダクトを理解しているようだったのでそれ自体は適切だったと思いつつ、もっと何かやれたのではないか悩んでいた
スプリント2-1
チームとプロダクトの軌跡
やったこと:プロダクトの方向性をグラデーション投票した
おきたこと:プロダクトの方向性は揃ったように見えた・動くプロダクトはできなかった
ふりかえったこと:レビュー準備の時間をレビュー準備に使わなかった・検証したいことをプロダクトに反映できなかった
amixedcolorの軌跡
やったこと:投票で意見がまとまらなかったときに、意見を聞いてから再投票をした
考えたこと:意見も聞ける上に、意見を聞いた後なら考えが手足しやすいと考えた
スプリント2-2
チームとプロダクトの軌跡
やったこと:バックエンドを用いずにLINEbotを整備した
おきたこと:バックエンドを立てなくてもコマンドを叩けば全体にメッセージが送れるようになった
ふりかえったこと:対面だったからすぐ聞けたけど、別れた後に聞きたい事があった場合に困る
amixedcolorの軌跡
やったこと:スクラムマスターは前回時点で自分に戻っていて、スプリントゴールを出すときにはまず3分で匿名案だしをしてもらった
考えたこと:ただ、何かないかと聞いても案は出にくく、自分が適当に考えることが多かったことから、アイデアに偏りが生まれていたのをどうにかしたかった
スプリント2-3
チームとプロダクトの軌跡
やったこと:フィードバックを元に、文言を変更した
おきたこと:あまりフィードバックが活発ではなく、別のことにちゅりょくした方がいいのではないかという話が出た
ふりかえったこと:プログラミング全員必要なのか(分担すればいいのではないか)
amixedcolorの軌跡
やったこと:スプリントゴールを出すときに、投票を2回行った
考えたこと:投票先の収束と、決定のスピードアップを図ろうとしていた
ロングレビューex with 琉球大学
チームとプロダクトの軌跡
やったこと:琉球大学との合同レビューに出した
おきたこと:いくつかの新しいフィードバックが得られた
ふりかえったこと:(ふりかえり無し)
amixedcolorの軌跡
やったこと:やります!と言った
考えたこと:普段得られないフィードバックを得ることができそうだし、面白そうだった
木曜の会#1
木曜の会とは、分散アジャイルチームについて考える会のことです。
ここの場のOSTで、チームについて相談していました。
amixedcolorの軌跡
やったこと:コミュニケーションの現状を話した
考えたこと:自分の力だけではいよいよ何をすればいいのかもわからなくなっていて、外部の意見を得たかった
1on1 with Sさん
amixedcolorの軌跡
やったこと:木曜の会でもらったアドバイスを受けて、本人に現状について考えていることを聞いた
考えたこと:本人たちが実際どう感じているのかを把握したかったし、自分にかかっているバイアスも取り除きたかった
スプリント2-4
チームとプロダクトの軌跡
やったこと:バックエンドを実装しつつ、ロングレビューに向けて文言を考えた
おきたこと:文言は決まったが、デプロイしきれずにまた別で時間を取りたいという話が出た
ふりかえったこと:Miroが大きすぎて探しにくい
amixedcolorの軌跡
やったこと:分担するときに、それぞれが担当しているタスクに、それぞれのアイコンをつけるようにした
考えたこと:あとから誰が何をやっていたのか把握しやすいし、今どこに誰がいるのかと、分担決めの時に誰がどこやりたいのかがすぐわかると思った
1on1 with Tさん
amixedcolorの軌跡
やったこと:1on1で現状何をどう考えているか話しつつ聞いた
考えたこと:色々な場で話してはいるものの、改めてTさんからも話を聞くことでバイアスを外しつつ、1on1の進め方についても相談したかった
1on1 with A.M.Rさん
amixedcolorの軌跡
やったこと:1on1で現状に対してどう考えているか聞きつつ、自分が1on1で得られていた考えを、個人を特定させない形で共有した
考えたこと:話を聞く中で、A.M.Rさんにもバイアスがかかっていると感じたので、自分が得ていた一次情報を伝えることで意識を変えられないかと考えていた
木曜の会#2
amixedcolorの軌跡
やったこと:1on1の反応を含めてさらにどうしたらいいのかを聞いた
考えたこと:個々のフィードバックサイクルも回していくことで、自分の行動を改善していきたかった
ロングレビュー2
チームとプロダクトの軌跡
やったこと:ふたたび同じようなパターンでロングレビューを実施しした
おきたこと:前回同様多くの人が参加してくれた・やる気はあまり出なかったという投票の傾向になった
ふりかえったこと:ロングレビューの準備が残業アンド直前
amixedcolorの軌跡
やったこと:PBLリファインメントで、4選択肢のグラデーション投票×サイズ投票の繰り返しをした
考えたこと:収束に向かえることが何回かやってわかってきていたのと、投票後に意見を聞くことをパターンにすることで、それぞれの投票時にそれぞれが個々の投票に意味を持たせやすいと考えた
1on1 with Tさん
amixedcolorの軌跡
やったこと:1on1を通して、お互いが今何を考えているかを共有した
考えたこと:以前からTさんが本当に心配で、どうにかしたいという思いが強かった
1on1 with Xさん
amixedcolorの軌跡
やったこと:1on1で、現状に対してどう感じたり考えたりしているかを聞いた
考えたこと:まだ1on1できていない人ともやはり1on1をして、バイアスを取り除きつつ、さらに一次情報を得たかった
スプリント3-1
チームとプロダクトの軌跡
やったこと:レビューも分担するようになった
おきたこと:個人の負担を抑えつつ、レビューが普段よりもスムーズになった
ふりかえったこと:休憩が無い
amixedcolorの軌跡
やったこと:全員の合意や意見の可視化を、慎重に慎重に行った
考えたこと:(正直なところ今でもなぜああなったのか定かではないがおそらく)今ある仕組みをもっと活かせないかともがいていた
1on1 with A.M.Rさん
amixedcolorの軌跡
やったこと:画策しているインタビュー(後述)について協力を求めた
考えたこと:口で話すことで文字よりも的確に伝えたかった
1on1 with モリさん
このスプリントでは、
amixedcolorの軌跡
やったこと:画策しているインタビュー(後述)について協力を求めつつ、現状についてどう感じているかを聞いた
考えたこと:口で話すことで文字よりも的確に伝えたかったのと、やはり全員から一次情報を得たかった
1on1 with Xさん
amixedcolorの軌跡
やったこと:画策しているインタビュー(後述)について協力を求めた
考えたこと:口で話すことで文字よりも的確に伝えたかった
1on1 with Sさん
amixedcolorの軌跡
やったこと:画策しているインタビュー(後述)について協力を求めた
考えたこと:口で話すことで文字よりも的確に伝えたかった
木曜の会#3
amixedcolorの軌跡
やったこと:またまた今の現状を話し、アドバイスをもらおうとした
考えたこと:自分には、どうにもうまくいっていないという焦りもあったし、さらに何か得られないかともがいていた
スプリント3-2
チームとプロダクトの軌跡
やったこと:スクラムマスターをTさんがやった
おきたこと:すごくスムーズにことが運びつつ、今までの仕組みをうまく活かしたコンパクトでシンプルな構成ができた
ふりかえったこと:チームでの会話が上手くいった
amixedcolorの軌跡
やったこと:開発者としてインクリメントに注力した
考えたこと:今まで検認していた環境が困難性を高めていたと考えて、そうじゃない専任の環境をやってみたかった
授業後のインタビュー
amixedcolorの軌跡
やったこと:Tさんをメインとしつつチーム全員にインタビューをした
考えたこと:Tさんが今どういう状況にあるのかをTさんの口から共有してもらうことでチームとして理解をする、話し合う時間を作りたかったし、チーム全員の意見を交換することで心理的安全性を高めつつ、特にTさんが不安なく過ごせるようにしたかった
スプリント3-3
チームとプロダクトの軌跡
やったこと:実際にありそうな勉強会を用意して、一覧を見れるようにした
おきたこと:実際に使ってくれる人が少なかった
ふりかえったこと:少ない人数でも機能追加できた
amixedcolorの軌跡
やったこと:授業を休んで、他の予定をした
考えたこと:自分がいない中どう回るのかという興味がありつつ、そもそも他の予定にどうしても参加したかった
スプリント3-4
チームとプロダクトの軌跡
やったこと:勉強会を検索できるようにした
おきたこと:科目番号で検索するのが使いにくいという声がよく出た
ふりかえったこと:いいスプリントゴールだったと思っている・ロングレビュー準備ができてない
amixedcolorの軌跡
やったこと:スクラムマスターに復帰して、Tさんが整えてくれたやり方を踏襲しつつ、自分なりのアレンジを加えた
考えたこと:Tさんのやり方がすごくチームに合っていると考えていたし、それをさらに良くしていけると信じていた
スプリント3-ex
チームとプロダクトの軌跡
やったこと:デプロイをして、手放しで勉強会リストが表示されたり検索できたりできるようにした
おきたこと:強い属人化が起きた
ふりかえったこと:動くプロダクトとして大きく進歩した
amixedcolorの軌跡
やったこと:自分を含め2人だったが、プランニングやレトロスペクティブといったイベントのいくつかを行った
考えたこと:たとえ人数が少なくても、スプリントとして回し、看板を用いながら記録を残し、ふりかえって次につなげていくことが大事だと考えていた
ロングレビュー3
チームとプロダクトの軌跡
やったこと:今までと同様のレビューを実施した
おきたこと:意見の分散が今までよりも小さかった
ふりかえったこと:やる気が出る部分というよりも、UIの部分しか見せられなかった
amixedcolorの軌跡
やったこと:全員にレビューの担当を割り振った
考えたこと:全員に関わってほしく、自分ごと化してほしかった
木曜の会#4
amixedcolorの軌跡
やったこと:残り時間が限られている中でどうすればいいのかを相談した
考えたこと:今自分にできることが特に限られていると感じる中で、少しでも多くの人の意見を聞きたかった
1on1 with A.M.Rさん
amixedcolorの軌跡
やったこと:1on1を通して、今後もPOとしてやっていきたいかの意思確認をしつつ、今後の方向性について相談した
考えたこと:自分がスクラムマスターはしんどかったことに気づいていたのでロールを見直したかったし、もう授業がなくなっていくという中で、今のままではユーザーに価値を届けにくい上に、僕らチームが第一のユーザーだと考えた時に価値を届けられないだろうと考えた
スプリント4-1
チームとプロダクトの軌跡
やったこと:ロールとプロダクトについて見直して、締切以外の強制力をキーワードとしたプロダクトの開発に臨む前に、現行のプロダクトが本当に求められていないのか、本当に価値を届けられていないのかの確認のため勉強会を開催した
おきたこと:来てくれた人は5人にも届かなかった
ふりかえったこと:実際に価値検証する場を設けられそう
amixedcolorの軌跡
やったこと:スクラムマスターがしんどいということを伝えて、降りた
考えたこと:このチームで自分はスクラムマスターが向いていなくて、かつ、開発者に専任した方がプロダクトの価値を最大化できるし、楽しいと考えた
スプリント4-2
チームとプロダクトの軌跡
やったこと:強制力をキーワードにしたあたらしいプロダクト開発に臨んだ
おきたこと:届けたい価値を考えながらどんな機能が必要なのかが出てきた
ふりかえったこと:新しい方向性を決めることが出来た・寸劇のおかげでわかりやすく体験を説明できた・何をすればいいのかはわかっているのに単純にそれをする時間がない
amixedcolorの軌跡
やったこと:属人化が進みながらも、開発に専念してとにかく動くプロダクトを求めた
考えたこと:期限が明確に迫っている中で、価値を届けるためには属人化も厭わずにひたすら突き進むことが必要だと考えた
スプリント4-3
チームとプロダクトの軌跡
やったこと:ユーザー目線に立って、本当に欲しいものはなんなのかを考えた
おきたこと:本当に動くプロダクトでインクリメントもできたし、多くのフィードバックが寄せられた
ふりかえったこと:時間の区切りは意識できた:分担のやり方が難しい・分担Bの分担の仕方は良かったと思う
amixedcolorの軌跡
やったこと:授業時間外でも開発を進めて、そこの時点でこれは欲しいと言っていた機能は大方完成させた
考えたこと:もう本当に終わりなので、ロングレビューに間に合わせて体験をしてもらい、フィードバックを得たかった
ロングレビュー4
チームとプロダクトの軌跡
やったこと:今までとは少し異なり、実際の体験に重きを置いたレビューを実施した
おきたこと:実際に触ってもらい、フィードバックが出てきた
ふりかえったこと:レビューがぐだぐだ・リハーサルをする
amixedcolorの軌跡
やったこと:ただの開発者としてレビューに臨みつつ、寸劇をした
考えたこと:開発者に専念した今でも、自分の得意なことは得意なままであり、自分はそこで力を発揮できると考えていた
1on1 with Tさん
amixedcolorの軌跡
やったこと:終わる前に、どう感じているかを話し合った
考えたこと:自分のしてきたことはうまくいっていたのか不安だったし、心配していたTさんはどうなったのか心配だった
成果発表会
チームとプロダクトの軌跡
やったこと:発表やデモを準備万端の状態で行った
おきたこと:優秀賞を受賞できた
ふりかえったこと:たくさんフィードバックをもらって改善することが大切
amixedcolorの軌跡
やったこと:自分にできるだけのことをやり尽くした
考えたこと:最後に後悔はしたくなかった
おわりに
総じてふりかえる
ここまで、長く書いてきましたが、まだまだ書ききれなかったこともあります。今回、僕はenPiTが2週目でしたが、その道のりは決して容易なものではありませんでした。たくさんの困難、苦悩があり、最終的に優秀賞という形で終えられたのは、正直なところ嬉しさよりも安堵が勝ります。ああ、良かったと認められた、そう感じていました。
深く思い悩むことから、涙することまでありました。自分のしてきた選択は本当にそれでよかったのか、今でも考えることは多いです。しかしながら、その中から学びとれたことは数知れず、自分のこれからの人生にも大きく影響を与えるものでした。ここで得たものをただ得ただけにしないで、色々なところで使うことで、自分はまた少し成長して、また少し楽になれるような気がしています。
感謝の言葉
最後にはなりますが、この長い間、一緒に取り組んでくれたチームのみんなと、教員、メンター、木曜日の会の方々、そのほか関係者の方々に感謝の意を表明します。
Tさんには色々な部分で迷惑もかけましたし、心配もかけました。また色々と仲良くしたいですし、これからもよろしくお願いします。
Sさんには、十分に力を発揮できる場を作れなかったのではないかと心配していますが、俯瞰した視点からの意見が本当に助かりました。
Xさんには、特にデザインの面で助けられたことが多いなか、自分にはもっとできることがあったのではないかと思い返しつつ、感謝しています。
モリさんには、アジャイルPBL祭りに持っていくことができずに、機会がひとつ消えてしまったことを悔やんでいますが、自分にはない開発経験を活かしてくれて、助かりました。
A.M.Rさんには、途中から参加するという難しい環境下ながら、色々なことをやってくれて、チームを引っ張ってくれて、感謝しています。
追伸
また、enPiT22チームも結成しました。そちらでも関わっていく皆さん、これからもよろしくお願いします。
挨拶
以上、amixedcolorの、「筑波大学2022年度enPiTでamixedcolorは何をしたのか、何を考えていたのか」でした。ここまでお読みいただきありがとうございました!
フィードバック、コメントは、ネガティブなものでもポジティブなものでも、単なる疑問でも、お待ちしております!
それでは、また!