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【論文&レポート】1年次の日本文化論レポート~国際文化学部で学ぶ上で、日本文化を理解しておくことの必要性~

 『日本文化論 期末レポート』

 今回は、私は、本学の国際文化学部に海外の文化を学びたいと思って入学してきた。よって、あまり日本文化を学ぶ必要性について深く考えてこなかった。しかし、日本文化論という講義の受講によって日本文化に対する意識が変わり、興味も湧いてきた。この講義では、3つの観点から日本文化について考察を深めていった。「日本人って何だろう?」、「外国人が見た日本」、そして「日本内の地域性の違い(東と西)」についてだ。

 どの講義テーマもとても印象に残っているが、その中でも特にインパクトを受け、日本文化に対する意識が大きく変わったテーマは「外国人が見た日本」だ。講義の目当ては、外国人視点の日本を理解し、また、日本に対する外国人の考えや思いを知ることだった。

 「外国人が見た日本」というテーマを学んで気づかされたのは、普段とは異なる見方で物事を見つめ、かつ自国の文化に対する理解を深めることの大切さである。日本人として見る日本文化は固定観念や「当たり前」という意識が頭の中を占めるため、その独自性に気づくことが難しいことがある。しかし、外国人が見る日本文化の姿は、私たち日本人が深く心に留めずにいる部分が多い。彼らの日本文化に対する考えや疑問点も、私たちが今一度立ち止まって日本文化を概観する手助けになると感じた。また、『なぜ、この様な慣習があるのだろう?』とか『日本独自のこういった作法は何に由来するのだろう?』など日本文化を見つめなおしたときに、新たな発見や気づきが多くあると思う。更に、そこから新たな学びへと発展する。その気づきを通して自分自身の価値観や視野を広げることができるはずだと考えている。

 また、外国人と『何を語るか』について考えたときに、やはり互いの文化の違いについて語る場面が多いと思う。外国人と交流をもつとき、私は多くの日本文化の良さを相手に伝えたいと強く願っている。私が外国の文化に興味を抱いているのと同じように、外国人も日本文化に対して興味・関心を抱いている。日本文化や歴史を学ぶとき、それら全てが美しいものだとは限らない。だが、その一つ一つとしっかり向き合うことで、互いの文化を深く理解し、寄り添い合うことができると思う。だからこそ日本文化について学ぶ大切さは、価値観や物事に対する考え方の幅を広げることにあるのではないかと思った。

 ※大学で同様の科目を履修している方へ。剽窃(コピペ)はお止めください。参考程度に留めてください。※

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