世界史戦法 ~全部いっぺんは無理無理。 だからこそ、どこから手をつけるかが大事!~
日本史の苦労は出来事と年号と漢字。
では世界史は?
出来事は同じ。
年号も漢字も。
さらにアルファベットとカタカナ名前という要素が入ってきます。
本能寺の変♪ みたいな歌もなさそうだし。
だいたい日本一国でも大変なのに、世界、地球儀まるまる一個アンド各国の歴史なんて!
いくつか要点を書き出してみましょう。
まず、世界を分断しましょう
中国 インド メソポタミア
ロシア 東ヨーロッパ
ヨーロッパとイギリス
北アメリカ 南アメリカ
アフリカ
東南アジア オセアニア…
どこが弱いか、苦手か、わかってきますよね。
わからない地域を掘るも良し。
得意な地域を完璧にするもよし。
“満遍なく”か“一点豪華”か。
点の取れそうなやり方を模索しましょう。
次に歴史を辿りましょう
古から新へ。
紀元前。
紀元後。
ギリシャやローマは紀元前の方が栄えています。
アメリカなんかネイティブ文明時代の方が長くて、白人の世界になったのは、大航海時代の後です。
南米がたいていスペイン語圏なのに、ブラジルはポルトガル語を使う。
スペインもポルトガルも海洋国家だったからです。
世界には時代の流れと栄枯盛衰があるのです。
実体験
私はローマ皇帝の名が長くて覚えられなかった時に、自分が趣味で描いていた漫画に、ディオクレイという人とティアヌスという人を出して、ディオクレティアヌス皇帝を覚えました。
(おかげで名前はいまもパッと出ますが『皇帝』という立場をインプットしなかったので、今の今まで『法王』と思っていました!)
こんな風に自分なりの工夫を持つことが大切。
日本史みたいに歌にして、覚えるまで口ずさむのでもいいのです。
年号も大変よね。
だからこそ、地域と時代を絞るのが大事になってくるのです。
おさらい
世界史は丸のまま抱えない。
地域と時代を明確に。
弱点を強化するのも、得意をより強くするのもアリです。
※ おまけ。
先生も人間で、好きな時代や地域、ありますよ。
傾向を見つけましょう。