キャストサイズ 「2人で会話劇」Vol.5
5月30日にニコ生で放送されたキャストサイズさん主催の「2人で会話劇」Vol.5の2公演を観ました。
今回の2人は
赤澤燈くん
本田礼生くん
各回2話ずつ
計4本の会話劇
会話劇って何ぞやって思ったのですが、
舞台でもなく朗読劇でもない不思議な感覚のコンテンツでした。
この制限がある情勢だからこそ生まれたエンターテインメント
とても素敵でした〜!
物語の感想
1部は「愛してるって言った事ない」「お父さんと優ちゃん」
2部は「上京の時」「眠れない眠りたくない」
全体的にお笑い要素が多く、テンポが早い。
そんな早さで繰り広げられる会話には、朗読劇のような硬めの言葉が使われているのに不思議とちゃんと会話になっていて、そこのギャップがおもしろかったり笑
『愛してると言った事がない』では、「知ってるけど使ったことがない言葉」で討論する2人という謎設定 笑
なのになぜか「この2人、普段からこういうこと言ってそう」というような錯覚に陥る不思議さ
この感覚は身体の動きが制限される会話劇ならではのものなのでしょうか、、、
2部でも「上京の時」は2人の会話がポンポン飛び交う中に面白さがあって
2人がケンカするんですが、その内容がしょうもなくて(褒めてます)
ツッコミが不在なので聞き手が心の中でツッコミながら見るのも面白かったです
2部の「眠れない眠りたくない」ではちょっと切ない感じもあり
会話だけで他の情報があまりない中でも作品に深く浸れるのが良かったです
れおち と ともち
もともと仲のいい2人で、共演もガッツリしてますし笑いのツボとかテンポとかが似てるので今回やりやすかったそう。
会話劇で台本があるはずなのにほんとに普段からそういう会話してるんじゃないかとすら思ってしまう息の合い方
「上京の時」の言い合いとか台本あるとは思えない程 受けて返す という台詞のラリーがすごかったです(語彙力の消滅)
そう言えば1つびっくりしたポイントがあって、2人が会話劇なんだけど結局動きを入れてくれたんですけど
途中アイコンタクトを取ってたんですね。
でも実はこの会話劇では2人の間にパーテーションがあって仕切られてたんですよ
チラッと見えた仕切りは曇りガラスみたいになって向こう側の相手が全然見えないようなやつで
アイコンタクトを取ってるように見えたけど、あれは心の目で意思疎通をはかってたんですね!れおちともち〜〜〜〜
会話劇の他にもちょいちょいトークタイムがあって、そこでも仲の良さが出てましたね!
「お互いのことを動物に例えると?」「食べ物に例えると?」みたいな質問も会話くんがしてくれて
そこでも距離感を感じさせない砕けた会話がされてて
「いんげん俳優」とか「豚骨白く濁った俳優」とか仲が本当に良くないと言い合えないようなトークが見れて嬉しかったです!
トークの中で、お互い人見知りで最初はよそよそしかった2人がどこで打ち解けたかの話になった時に
燈くんと礼生くんで違っていて
しかも礼生くんが打ち解けたっていうのが、エーステ春夏公演終わったあとのキャストサイズのインタビューだったっていうのが結構衝撃的でした笑
燈くんも言ってましたが「案外最近じゃん笑」ってと思いました笑
そこで改めて春夏公演観たら、それを聞いたからか分かんないですが確かに夏単独公演よりもちょっとよそよそしいかも?????笑
ただ息をするように嘘をつく(トークで嘘ばっかり言ってた笑)2人なので、この話も本当か???ってちょっと疑心暗鬼になってます笑
この情勢で生まれた新たなコンテンツ
今回、たくさんの舞台が中止になり俳優さんも自粛を求められる中
たくさんの方が協力して何とかエンターテインメントを届けられないのかと考えられた新たなコンテンツがたくさん誕生しています。
今回の会話劇もそう。
会話だけでも、オンラインでも、ソーシャルディスタンスを保っていても
エンターテインメントってたくさんの可能性を秘めてるんだなと感じました。
そしてこんなにエンターテインメントが私たちの心をあたたかくしてくれる。
そんなことも改めて感じることが出来ました。
早く舞台を観たい、早く推しに会いたい。
それを願うことはやめられませんが
きっとこの状況にならなければ生まれなかった新たなコンテンツも確かにあるんですよね。
そう思うと悪い事ばかりではないと少し前向きになれます!
最後にこのような企画を立ち上げて届けてくれた関係者の方々には本当に感謝してもしきれません。
そして、れおちともちも楽しい瞬間をありがとうございました😊
やっぱり私はエンターテインメントが大好きです。
これからもたくさん応援します。