帰国生入試までの道のり4【予備校生活中期１０～１２月】

さて、中期になりこれから色々な困難が私達親子を待ち受けているのだった。

上記のnoteでも書いたが、基本国立大学の試験は同じ日程なので、帰国生枠（日本国籍有りなら帰国生で出願しないといけない）の出願は何校かできても結局受験するのは１～２大学になる。そして国立大学の帰国生出願時期は１０月に集中する。国立大学の中には一時書類審査を課し、一時審査を合格しないと二次審査（＝実際の試験）を受けられない大学もある。そこで国立大帰国生入試の場合、何校かに出願しとりあえず受験資格を得ておいてから、日程が同じなので後で受験する大学を決めることもある。つまりA大学、B大学、C大学の三校に出願し受験票も入手するが、A大学とC大学は受験せずに、B大学だけ受験する、と言った感じ。この時、仕方ないがA大C大は受験料も払っているが受験しないことになる。稀に受験日が一日や１週間ずれることもあり、そう言う場合は国立でも帰国生入試を１校以上併願できる。

帰国生入試の他の特別選抜やAOと違う所は、やたら提出書類が多く、中には「一旦日本に来てしまうと入手困難」になる書類があることだ。