初回から結構気に入ってる【俳句チャレンジ初回】
フリーランスコーチの大高です。俳句をはじめました。
サボり癖があるので、ちゃんとした箱(=マガジン)を用意して、作品作りが続けられるようにお尻を叩く魂胆です。
作った作品とその解説を載せていきます。俳句に興味がある方はこれを機会に一緒にやろうぜ!
人生初の句。
仔猫という季語と下五『主犯格』とのアンバランスな取り合わせが気に入っています。
私をいじめるよう裏で指図していた子が、猫を愛でる様子をSNSに載せていたことから作りました。
動物園に行った日だったので思い出して作った句。
広い展示スペースのなかで羽を広げて旋回しているウミネコを見ました。広いつっても檻は檻。生暖かい日の風に乗って檻の中でひたすら旋回するウミネコは幸せなのかしら、と切なくなりました。
漢字では海猫と書くので、本来俳句では漢字表記のほうが良いとは思うのですが、動物園の解説パネルを強調したくて『ウミネコ』としました。この狙いの是非は謎。
これはあんまり気に入ってません。ありきたりすぎる気がします。
動物園内の広場にキッチンカーがたくさんあって、息子がえらくはしゃいでいました。いろんな食べ物がある中でイチゴカキ氷をチョイス。
このシーンは気にいってるけど、出来上がった句が普遍的になっちまいました。
息子に双眼鏡を買ったらめちゃくちゃ気に入ってどこへでも持っていきます。
動物園で遠くにチーターが寝ていて、その様子を見ようとした息子が逆さに双眼鏡をのぞきました。縮小されて映っている景色には、青々とした緑、気だるげな動物、熱い日差し、職員さんの半袖…夏の全部が凝縮されてるんだろうなと感じてつくりました。
結構気に入ってる。
ベランダ菜園をしています。ミニトマトは『脇芽かき』といって、脇芽=二又の間から生える芽を取る作業があります。
植物は悪いことしてないのに、人間のエゴで新芽を摘んでごめんよ、と毎回思いながら脇芽をかきます。
ミニトマトの枝は固く、脇芽を折るように摘むと『パキッ』という心地いい感覚があります。爽やかな日でしたので、脇芽かきの罪悪感と音と空気の気持ちよさのバランスを『清和』という季語に乗せました。
昨日は息子のリクエストで唐揚げを作りました。唐揚げはよろこばれるので、絶対に多いとわかっていてもめちゃくちゃ大量に揚げてしまいます。
母という生き物は、子供に好物で腹を満たして欲しい生き物なのです。
俳句的には中八とよばれる字余りはあまりよろしくないはずだと思うのですが、あまりにも大量の唐揚げの雰囲気はリズムの崩れる中八がむしろいいのではとこのままにしました。
また五、六句作ったらこんな風に残して置こうと思います!見てもらえると励みになります!!!
この記事が参加している募集
サポートしてもらえたら嬉しいです。なにに使おうかな。ジェネリックそうめんじゃなくて、揖保乃糸を買えます。