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水道の塩素を完全に除去したらリスクはどうなると思う?リスクのトレードオフの話。

水道の水が塩素で殺菌消毒されていることはご存じと思いますが、この塩素が有機物と化合して発ガン性物質になると騒がれたことがありました。

実際水道の塩素の安全性は

WHO(世界保健機関)の飲料水水質ガイドラインによると、塩素のガイドライン値は5 mg/Lとされています。
このガイドライン値は、生涯にわたり水を飲んでもヒトの健康に影響が生じない濃度とされています。

日本では、水道法施行規則において、残留塩素濃度は0.1mg/L以上保持しなければならないことが規定されている一方で、残留塩素濃度が多く含まれる水はカルキ臭を生じることから、水質管理目標設定項目として1mg/L以下という目標値が定められています。

つまり、日本の水道水には生涯に渡って飲み続けても問題のないレベルのさらに少ない量の塩素しか含まれていないのです。

https://www.mhlw.go.jp/shingi/2002/10/s1007-5c.html

実は塩素の不安から塩素消毒を取りやめた国が存在するのです。

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