7年前のnoteの記事を眺めて
長らく横目で見て見ぬ振りしていた、マガジン機能を活用するために、過去記事を読み直した。
自分の記事ながら、クスッと笑ったり、ほう、と唸ったり、一々忙しい。このnoteの1番のファンは自分なのだ。自分の中のもう一人の読者が、「あんたの記事好きやわ〜」とか、「今回はイマイチやったな」とか、近所のおばちゃん的ノリで言ってくれる。総じて、「よう、書いてる!」だ。基本甘めにいつだって、褒めてくれる。だから、続けているのかもしれない。
息子が小さい時の記事で、ああ、この瞬間は死ぬ前にもう一度思い返すかもしれない、というものがあった。
何か称賛された特別なことではなく、ただの、ありふれた、ソフトクリームを食べるだけの日常だ。
7年前の記事なのか・・やたら改行して、間隔を開けてるあたりに、気持ちの余裕を感じる・・
これを読んでから、思い出したことがあった。あるママ友に、「そういえば、前に道ですれ違った時、(子供と一緒に)今からソフトクリーム食べにいくねん!と嬉しそうに言ってたよね」と言われたことだ。
すっかりそんなこと忘れていたのだが、その光景を想像すると、我ながら「呑気でめっちゃ楽しそうやん」と思う。
友人は言った。「うん、すごく楽しそうだった!」
自転車の後ろに息子を乗せて、意気揚々とペダルをこいで、おいしいね、と言いながらソフトクリームを食べる親子の平和な姿が、急に愛おしく感じた。それは写真や動画のようなもので視覚で把握できるものよりも、文章の中の記憶のほうが鮮明に、その時の平和な「気分」も蘇らせてくるのだと、気づいた。
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