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いつまでも「たかぎなおこ」


#推しのコミックエッセイ

最初の出会いは「150センチライフ」
私の身長は158センチで、つまるところどっちつかずな身長。
低い訳でもなく高い訳でもない、なんとも中途半端な大きさ。

だからという訳ではないが、私はものっすごい小柄な人とものっすごい長身の人を見かけると、ついつい見てしまう。
その熱視線の中身は、羨ましさのようなものがあるかもしれない。
よく小柄の人は、小さい事のデメリットばかりを語りがち。
逆に長身の人もしかり。
常々、私は小柄な人もいいし、長身の人もいいなぁと純粋無垢な気持ちでいるのだけど、生身の人間に、
「あなたが小柄でいいわよねぇ~」
なんて言おうもんなら、人によっては嫌味と受け取られ、短気な人なんかはタックルかましてくることだってあるかもしれない。
だが、この本ならばそんなことなく、ほのぼのしたイラストによって、むしろ小柄であることって良いんじゃね!という思いにさせてくれる。

「150センチライフ」は、実際にたかぎさんが小柄であるが故ご苦労されたことやトホホな出来事などが、なんとも丸みを感じるイラストと共に紹介されている。
最初はこれ、当時では珍しかったネット?(専用ホームページかブログ、どっちかは忘れた)に上げていたのが編集者の目に止まり、出版に至ったのだとか。

ということで、このコミックエッセイは間違いなく小柄だからこそ、この世にお出ましになられた訳で、これに出会ってすっかりたかぎなおこファンになった私はいなかった訳で。

今の私は、たかぎなおこという文字を見るだけで、心の温度がちょっと熱いぐらいの温泉ぐらいまで上がり、今度は何を出されるのだろうとワクワクするのだ。

今やお母さんにもなられたたかぎさん。
おつぐやんさんとむーちゃんとお義母さん、そして三重に住むたかぎ一家のお話を、これからも楽しみにしています。

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猫本コウヨ
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