餃子の旅 来らっせ編
ついにこの日がやってきた。
これまでの道のり。
浜松、宇都宮で餃子に溺れてから半年。その間、京都の餃子を食べ尽くした。老舗の人気店から最近できた若者向けのお店まで。諫早に来てからは餃子を食べることは少なくなった。こっちには餃子専門店という概念がなく、中華料理店でちゃんぽんや皿うどんの付け合わせに食べたり、ラーメン屋で付け合わせで食べたりということが多いらしい。こっちに来てから食べる餃子はほとんど味の素の冷凍餃子だ。水も油もいらない。自宅に備えているおいしいポン酢を添えればそれで晩酌の準備は完了だ。
とはいえ、3ヶ月もおいしいお店の餃子から離れているとどうも餃子への愛が溢れ出してくる。諫早の餃子の王将はどうにもだめだ。焼きが甘い。オリジナルメニューのエビマヨにしか価値を感じない。あと無難なレバニラと酢豚。私が好きな王将のメニューだ。
話が逸れた。とにかくうまい餃子が食べたかったのだ。
そしてこの日がやってきたのだ。
7月1日。宇都宮餃子、来らっせの通販送料が無料になるのだ。予算に達するまでということだから、この記事が出る頃にはキャンペーンは終わっているかもしれない。
6月始め、そろそろ味の素の餃子に飽きてきた頃、通販に手を出そうと考えた。無難に丸岡の餃子を注文しようと画策していた。そんなとき、例のNHKニュースを目にした。ニュースを見た瞬間に注文に走ったが、7月からとのこと、もう少しだけ我慢することにした。その方が楽しみがあっていい。みんみんは注文するとして、他はその時の気分で注文しようと特にお店のリストなどは見ることはしなかった。とはいえ宇都宮餃子会の加盟店に限られるからなんとなくはわかる。ここに正嗣がいないのは残念だが、普通なら餃子の料金より高くなってしまうクール便の送料が無料になるのだ。文句など言ってられない。
注文したのは宇都宮みんみん、悟空の焼き餃子に青源の水餃子。無難なみんみんに現地ではたどり着くことのなかった悟空。そして水餃子部門から青源である。全て1つずつではあるが、餃子の個数にして50個超え。冷凍庫に入るかが不安である。それも嬉しい悩みである。
ひとまず、届くのを待とうと思う。楽しみができた。