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日々の記録47
認められるとうれしい。人に会えるとうれしい。繋がるとうれしい。慕ってくれる人がいるとうれしい。それが自分が慕っている人ならなおうれしい。目標や目的が生まれるとうれしい。わくわくする未来があるとうれしい。きっとうまくいくと思えるとうれしい。
長い行程も終わりを迎える。刺激的な出来事に包まれたこの数日間は、雨のせいか鬱屈としていた一時期とは違って有意義でそして今の私に必要な時間であったと思える。久しぶりに性格診断を見返せば、深い繋がりと人生の目的という2つのテーマが書かれている。まさにこの数日の結論のようなもので、自分自身に必要なものを思い返せたような気がするし、もっとそれを大切にしようという誓いのようなものも胸に芽生えた気がする。
帰りの飛行機にも電車にも仕事に勤しむ人たちが多くいた。皆自分のことに必死である。今日の内に終えないといけないことでもあるのだろう。そういうのを否定する訳ではないが、流石にそこまでは出来ないなと思ってしまう。昔の私ならやっていたかもしれないが、最近はそうは思わなくなった。人は変わるようだ。それか変わらない根っこに対するアプローチが変わったのか。そんなことを考えながら人生の目的とはなんだろうかとふと思いを巡らせる。明日を今日と変わらず生きることなのか、愛する人たちに囲まれて安らかに死ぬことなのか、はたまた。僕たちは死ぬために生きているんだ、とは小学4年生の私の言葉であるが、なんだかんだこの思想は未だに変わらない。でも今すぐに命を絶てばいいのかというとそうではない。いつか別れる。でもそれは今日じゃない。その繋ぎ止める何かが生きる理由で、人生の目的なのだと理解する。
その繋ぎ止めるものが何かと言えばよくわからないのが実際のところだ。それこそ深い繋がりなのか、愛する人たちなのか。何が我々をこの世に留め続けるのか。なぜ明日もまた地に足をつけておきたいと思えるのか。誰かに認められても慕われても満たされない何かがある。明日やることがあっても数年後の目標があってもそれがきっとうまくいくと思えても満たされない何かがある。この世に未練がなくなるとき、きっとそれは満たされているのだろうし、無意識に感じ続けているそれに気づくことなど、病室で愛する人たちに囲まれて白い天井を見つめる瞬間までないのだろうと思う。
目的というとなんだか堅苦しい。言葉を変えようじゃないか。自分が信じる美しさ、だろうか。私の美学に嘘などつけやしない。
愛、ご縁、美学。
また明日。
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