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焼肉食べたいんだよ、だからさ。-諫早勾留記42-

明日からまた仕事という事実が少々憂鬱だ。慣れない場所は嫌いなのだ。

私は新しい環境に飛び込むとき、大抵の場合、人を見定めることから始める。第一印象で得意か苦手かぐらいはわかるが、信頼に足る人間かどうかまでは正直わからない。それがわかってやっと馴染める。会社の人事はすごいなと思う。たった数十分の面接でそれを見抜くのでしょ?私にはまだできないなと思う。

きっとできないままに人の人生を左右させてる人間もおそらくいるのだろう。まあ別にどうでもいい。ただ人にものを渡すのに投げて渡す人間のクズみたいなやつは人事をしないほうがいい。ものはとても好きなのに本当に残念だった。ただただ残念だった。

当時はこんなクズでもこの会社で仕事をして素晴らしいものを作るチームの一員になれるのかとひどく落ち込んだ記憶がある。あのときブチギレなかっただけ自分は大人だったのではないだろうか、と自己正当化しておく。

どんな人間とも仲良くできる人間がたまにいるけれどもどういう神経をしているのだろうと大層興味深い。無理な人間って本当にいるじゃないか。そう思わないのだろうか。なんか尊敬してしまう。

とりあえず、仕事でも頑張ろうと思う。今月が終わる頃には何もかも普通になっていることだろう。

焼肉食べたいなとずっと思っていたところに母から焼肉を食べている写真が送られてきた。別に母が悪いわけではないが、なんとも言えない気持ちになった。

あーもう焼肉食べたい。
また明日。

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amil
にゃーん。