日々の記録29
生活は続く。昨日とは打って変わって不快感が身体中にまとまわりつく。風がべらぼうに強かった昨夜はさすがに窓を開けられず寝るときは冷房をつけたけれど、日中までつける気にはならず我慢している。半日キッチンに立っていて汗だらだらだからそこまで気にはならない。どうせこのあとジムにも行くのだし。
昨日買った牛肉の塊はちゃんとトマト煮込みとなった。結局赤ワインを一本丸っと使ったし、どちらかというと赤ワイン煮込みなのかもしれないが。とにかく今回も美味しくできたので今晩のアテにでもしようか。それにしても原価が1500円超えてくるこの料理、コスパが悪いように思えてしょうがない。まあ美味いからいいか。
世話になった人たちには幸せになってもらいたい、テレビから流れてきた言葉だが、なんだかすっと入ってきた。結局これが私の生き様だ。よく生きにくそうだよねとか、もっと自分を大切にしなよとか、そんなことを言われるが、本音を言えばどうすればいいのか分からないのである。そういう選択を取ったこともあったのだろうけど、その度に自分自身が嫌な思いをしたり、納得がいかなかったりしたのではないか。なんというか、うまく生きてきた記憶がないのだ。不器用で。自分のことは二の次で。本当に嫌なことがあれば不器用なやり方ながらも距離を置いてきたし、いざという時は心が言うことを聞いてあげれていたと思うから、とてつもなく困っていたわけではないけれど。でもそういうのが二の次ってことなんだ。
そういう生き方ばかりを見てきたのだ。今更根っこを変えることなどできやしない。でももう少しだけ自分が生きやすい、そんな環境や思考を手元に置くようにしないとなと思う。変わるのは難しい。でも少しずつ努力することくらいはできるんじゃないかって思う。生活は続く。人生はまだまだ続くのだ。今からだって遅くない。
それはともかく、腹が減るのは皆同じだ。
また明日。
にゃーん。