ちょっとした決意みたいな-諫早勾留記770-
10年、いや20年もすれば僕は結局この家にまた帰ってきているのだろう。なんだかそんな気がする。いろんな街に出向き、いろんな街に住んで。でも最後戻ってくるのはこの場所。どんな理由でこの場所に帰ってくるかはわからないけど、どんな人と道を歩んでいるのかもわからないけど。
実家に帰るたびに思うことは僕はあまりこの家族のことを知らないということだ。両親の若い頃なんて聞こうと思えばいつでも聞けるのだけどそんな気軽に聞けるほど簡単なことでもない。祖父母のことはもっと知らないし、旅立ってから2人の日記を読んで知ることもたくさんあった。ろくにみんなのことを知らなかったって思う。
長い時間を過ごしたとはいえ、全てを知っているわけではない。どんな経験をしてきたか、どんなことを考えてきたのか。まあ今となっては両親だって僕のことがあまりわからなくなっているのかもしれない。離れて暮らすというのはそういうものだとはわかってはいるし、そんなの近くにいてもわからないことばかりであることは間違いないからな。とにかく、もっといろんな話をしておかないとなと思う。
さて、僕だっていろんな経験をしてきた。多くのことをnoteに残してきたと思うし、両親だったり友人だったりそれ以外にもいろんなことを伝えてきた。でもそれが全てではないし、自分の中で何を残してきたかも整理されてはいない。だからちゃんと整理していこうと思うのだ。こんなことを始めるとなると病に倒れもう先が短い人間かのようにも思えるけれどそんなつもりはない。まだまだ元気に生きていくつもりだ。ただこういうのが好きなんだと思う。
別にそれを発信していこうとかそういうのは置いておいて、記録を残しておくことはこれから先の世界を生きていく人間たちへの贈り物になるとは思う。忘れてからでは遅い。やれるときに始めてしまおう。
さあ、また人生が楽しくなってきた。
また明日。
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タイムライン / クラムボン