かもめ、雨、愛-諫早勾留記884-

かもめに揺られる。博多行き最終のかもめ。この特急かもめに乗るのももう最後だろう。来月には新幹線がやってくる。特急かもめには何度も揺られた。諫早肥前鹿島間はとにかく揺れるのだけど、この揺れを感じることももうないと思うと少しだけ寂しくもなる。

諫早駅は新幹線を受け入れる体制が整い始めていて在来線との乗り換え口も出来ているし、改札はシャッターが閉まっているとはいえほぼほぼ出来上がっているようだ。長濱ねるの看板や弱虫ペダルのポスターばかりを目にする最近だったが、そういえば鹿児島に新幹線が来たときもこんなもんだったなと懐かしくなる。果たして全線開通するのかと疑問にも思うけれど、どうせ開通する。まあ10年15年先の話だろう。

それにしてもここ数日の寝不足が効いている。夕飯の酒のアテたちが胃を圧迫していてお腹が苦しくなんとか眠りにつかず済んでいるが、今日はベッドに横たわりすぐに眠りに落ちるだろう。そして少し寂しい夢を見るのだ。

今日は晴れていてよかった。長崎らしくない天気なのかもしれない。でもそれがよかったんだ。次のストーリーが始まるような、そんな天気。ほんとに始まるんだしな。

私は私らしく、ひっそりと穏やかに、これからもそれがいいさ。
またいつか。

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■Good News
・すべて既定路線
・愛に溢れた世界
・今日の長崎は晴天

■今日の1曲
長崎は今日も雨だった / 内山田洋とクール・ファイブ