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22.11.06 全日本大学駅伝 観戦備忘録

みなさんこんにちは、最近noteの更新を頑張っている(つもりの)さいとーあやみです。

今日は、時間が経ってしまったけどどうしても書きたかった全日本大学駅伝の観戦レポをまとめていきたいと思います…!!!
(もっと早くあげる予定だったけど1ヶ月以上経ってしまった…😇)

【全日本大学駅伝とは】

その名の通り、全国の大学生の日本一を決める駅伝大会です。毎年11月の第1日曜日に開催されて、名古屋の熱田神宮から三重県の伊勢神宮までの106.8kmを8人でタスキをつなぎます。出場大学は前年の上位8位までと、各地の予選会を勝ち抜いた合計27チームが出場します。(連合チーム含む)

実施時期の関係もあって、箱根駅伝より知名度があんまりないのですが、要は大学駅伝全国大会版です。
出雲駅伝と違って、予選会を勝ち上がればどの大学でも出場できるので、れっきとした全国大会ですね。

実は、私これ現地に観に行くの初めてなんです。
数年前から行きたいなとは思っていたのですが、確実に泊まりになるし(私は東京住みです)ってことで、なかなか行けておりませんでした。
が、そんなこんなで迷っているうちにコロナで観戦自粛が2年ほど続いてしまい、ようやく現地観戦が解禁された2022年。
私は今年どうしても現地に行きたい理由があった。

推しがロードを走ってるのを一目見たいのだ。


私の推し、それは

学生最強ランナー、田澤廉。

駒澤大学 4年  田澤廉(写真左)

推してる理由は語り出すと大変なので割愛しますが、今まで彼が出場している金栗記念や日本選手権などのトラックレースは観に行っていたのです。
でも、彼がロードレースを走っているのは未だ生で見たことがない。

そんなタイミングで全日本大学駅伝は、声を出さず拍手応援であれば現地観戦OKとのお達しが。
この時点では、箱根駅伝の現地観戦自粛が呼びかけられる可能性があったので駒澤ユニの田澤廉をロードで見れる最後のチャンスかもしれない。
もう、行くっきゃないやろ!
と、現地に行く決意を固めました。

ということで、観戦レポ書いていきます。
前置きしておきますが、多分かなり長くなります。
(この導入だけでも既に900文字近く書いてる…) 

★★

観戦計画の立て方

初めてだったので、観戦計画もかなり入念に立てました。
Twitterで何人かの方に教えていただいたのですが、全日本大学駅伝は近鉄を駆使すれば4区間ほど回れるそうです。

私は基本、観たい選手ベースで回り方を決めているので区間エントリーが出てから回り方を考えています。
当日変更前の区間エントリーがこちら。

2日前に発表されるので、上記ベースに考えました。
(当日区間変更もあるんですけどね)

特に私が見たかったのは、2区と7区。  
7区は無論、田澤選手がエントリーしているからですが、2区にはサンショーオリンピアンの順天堂大学・三浦龍司選手や、スーパルーキー駒澤大・佐藤圭汰選手、さらに東洋大学の石田選手まで。

2区と3区は電車の沿線からめちゃ離れているので、行きにくいことは覚悟していたのですがどうしても観たい選手が固まりすぎていたので、2区と7区をまず見ることに決めました。 
今回初めてでなるべく余裕を持って回りたかったので、スタートと間の3区〜6区は諦めました。 
(でも今考えたら3〜6区の間の区間どこかは行けたかも)

あとは電車の時間との計算です。
全日本大学駅伝のWebサイトでは、親切なことに各区間の通過予想時刻を記載してくれています。 

各区間のコース図と戦闘ランナー通過予想時刻。

ただこのサイトだと、地図が簡略化しており少々見にくかったので、GPSCycling さんに頼らせていただきました。
(駅伝観戦の際は、結構お世話になってます🙇‍♂️)
何が良いかって、Google mapで見られるのと1km毎に数字が書いてあるからなんですよ。

中継所や1km毎のポイントがGoogle map上に書いてある。
マジ神。

通過予想時刻と電車・バスの時間を調べながら、どのポイントで見るかを考えました。

ただ、2区はバスも使わないと行けないため、うまくいった場合、いかなかった場合も含めて複数ルートを考えてました。

2区:8.5Km地点(伊勢湾岸クリニック付近)
7区:9.5km地点(松ヶ崎駅付近)
or 12km地点(松阪駅付近)
8区:15km地点(宇治山田駅付近)
or 17.5km地点(五十鈴川駅付近)

上記のような感じで2区・7区・8区のルートで検討。
2区は電車だけでは行けず、バスに頼らざるをえないので、もし上手くいかなかったら…のルートを複数パターン考えておきました。
(1時間半くらいかかった笑)

では、観戦当日はどんな感じに回ったのか。
時系列に追って書いてきます。
なるべく移動方法も細かく書いていきます。
★★

観戦当日

◎7:10頃 ホテルを出発し、名古屋駅へ
東京から乗り込むのは間に合わないだろうと思ったため、前日に名古屋入りしておりました。
名古屋の駅から徒歩1分の名古屋フラワーホテルに泊まりました。
ビジネスホテルですが、駅近なので超助かりました。ホテルを出て名古屋駅へ、近鉄に乗ります。  

◎7:30頃 近鉄弥富駅へ
名古屋駅から電車に乗って近鉄弥富駅で下車。

◎7:40頃 バスに乗車。
2区は残念ながらコース沿いまで歩くと1時間とかかかってしまうので、公共交通機関で回る場合はバスに頼らねばなりません。
下記のような感じのバス停でバスを待ちます。
(どうやら始発っぽかった)
2区の8.5km地点近くの伊勢湾岸クリニックというバス停で降ります。

近鉄弥富駅 バス停

ちなみに乗ったのは、絶対これ地元の人しか乗らんやろ!っていうコミュニティバス。笑
私以外におばあちゃん2人くらいしか載ってませんでした。笑

2区へ行くための足となるバスの車内。

◎8:15頃  2区の観戦ポイント到着
コミュニティバスに20分ほど乗り、観戦ポイント二到着。
今回、全日本大学駅伝の観戦が初めてということもあり超余裕を持って到着しています。
(混雑具合もわからなかったので)
まだ人もまばら〜な状態で、交通規制の警察の方が周りに多かったです。笑
ラジオ垂れ流しでレース展開を確認。
あ、新潟大学の方は近くにおりましたね。
ちなみにここで注意。まだ全然時間あるからコンビニのトイレにでも行こうかなと思ったのですが
2区  8.5km地点はコンビニが近くにはありません。10分くらい歩けばあった気もしたのですが、時間も絶妙だったため結局行きませんでした。

◎8:55頃 先頭ランナーやってくる
待ちに待って、先頭ランナーがやってきました。
先頭は駒澤・佐藤圭汰選手と創価大学の葛西選手!

創価大学・葛西選手(左)
駒澤大学・佐藤圭汰選手(右)

写真はめちゃめちゃ逆光になってしまったのですが😇
優勝候補駒澤と一緒に創価大学も並んできたのでびっくりしました。
ちなみに2区の区間賞は創価大学の葛西選手だったそう。
駒澤の佐藤圭汰選手も区間記録は更新したのですが、区間賞には1歩及ばず惜しい結果となりました。
まあでも、2区走ってるだけですごいよね。

そしてそして、オリンピアンも。

順天堂大学・三浦選手(左)
明治大学・児玉選手(中央)
中央学院大学・吉田選手(右)

まあ、エースが集まってるんですよね2区も。
三浦選手と一緒にこの並びで明治の児玉選手と中央学院の吉田選手も並んで走っていました。
三浦くんが追い上げる形になったのかな?

2区は全員見送ったので、次のポイントに移動します。

◎9:00すぎ 7区へ移動
2区のランナーを全員見送ったので、再度コミュニティバスに乗り、駅まで移動します。
どうやらコミュニティバスも交通規制の関係で遅れていたよう。バス停までダッシュで移動したものの、私の目の前で扉が閉まってしまったのですが、優しいバス運転手さんが再度開けてくれました😭✨
お陰で、1本早いバスに乗れました…!

◎9:30頃 近鉄弥富駅到着  次の観戦ポイントへ
コミュニティバスのお陰で予定よりも早めに駅に着きました。
時間的に余裕もあったので、7区の松ヶ崎駅で観戦することに。
コンビニで朝ごはんと野菜ジュースを買い、時間節約のために近鉄特急を利用しました。

◎11:10頃 松ヶ崎駅到着
余裕を持って松ヶ崎駅に到着。7区の9.4kmくらいのところで観戦しました。
近くにはコンビニがあって、快く御手洗を貸してくださいました。
(松ヶ崎駅には御手洗がなさそうだった、無人駅の模様)

◎11:51 先頭ランナーやってくる
特急の中でラジオでレース状況聞いていたので、3区の山野選手で駒澤が先頭で来るのはわかっていたのですが、ロードレースを走る田澤選手を初めて間近で見ることができるので10分前くらいからそわそわしていました。
そして、もちろんトップでやってきた田澤選手。

7区 区間新記録 田澤廉 選手

前を通り過ぎたのは一瞬だったのですが、ダイナミックな走りでストライド走法がもうめちゃ綺麗(語彙力)。

同じ7区には、青学の近藤選手など強い選手も走っていたのですが、田澤選手は結果的に区間記録を45秒も更新する走り。

格好よすぎる。


それこそ、駒澤を追って2番目に来たのが青学の近藤選手だったのですが、田澤選手が通過してから1分半以上の差。
駒澤の圧倒的強さよ…!

◎11:50頃 次の観戦ポイントへ移動
アンカー区間(8区)も見たかったので、ランナーが全員通過しておりませんでしたが、次の観戦ポイントへ移動。
再度近鉄で移動します。
本当は松阪駅で特急に乗りたかったのですが、なんと売り切れ…!だったので普通電車で移動。

私は松ヶ崎駅から電車に乗りっぱなしだったので座れていたのですが、松阪駅では大勢の駅伝ファンや関係者が乗ってこられたので、みんな松阪駅で観戦してたんだなぁと思いました。
(松ヶ崎駅は全然人いませんでしたからね…笑)

◎12:45頃  五十鈴川駅に到着
8区(アンカー)の観戦ポイント、五十鈴川駅に到着。
ここ、伊勢神宮内宮の最寄り駅らしいです。
(徒歩30分かかるけど)
ゴールが伊勢神宮前なので、まさしく五十鈴川駅を通ってアンカーたちはゴールを目指していくのです。
コースも駅から徒歩5分くらいなので、見やすそうなところでスタンバイ。

◎13:00頃 先頭ランナーやってくる
2位と圧倒的な差をつけた駒澤は、3連覇、そして2冠へのウイニングロード。
アンカーは昨年も同じ区間を走った花尾選手。

駒澤大学のアンカーは花尾選手

もう後ろとの差は安全圏ということで、攻めた走りで3連覇・2冠への道を走っていきました!

松ヶ崎駅から五十鈴川駅までの電車の中では、レース状況を遮断していたので青学が来るかなと思っていたのですが、どうやら順位変動があったようで2番目に来たのは國學院大学の伊地知選手でした!

國學院大学 アンカー 伊地知選手

國學院大学といえば、近年出雲駅伝で優勝したりなど着実に力をつけてきている大学。
さらに監督は駒澤の大八木監督の教え子である、前田監督ということもあり、のちのち録画を見ましたがゴール前でお2人でにこやかにレースを見守る様子もありました。

そして3位は青山学院大学。
アンカーは三大駅伝初出走のキャプテン宮坂選手。

青山学院大学 アンカー 宮坂選手

國學院に抜かれてしまい、初駅伝は悔しい走りだったのかなと思いますが、箱根駅伝もあるのでまた出走してほしいです。
(そもそも青学は選手層が厚すぎるのがつよい)

アンカーのランナーも全員見送ったので、ここで全日本大学駅伝現地観戦は終了。

おまけですが、レース終わってから伊勢神宮に行きました。(楽しかった)

伊勢神宮 内宮。(ついでに訪れた)

★★★

初めて三重まで追っかけましたが、結構電車で回れる!
(2区は超絶行きづらいですが)
ということがわかったので、また機会があれば現地で観戦してみたいなーと思います!!

なにより、初めてロードを走る田澤選手を生で観戦できたのがとても嬉しかったです。
(遠征の理由はほぼこれ)

箱根駅伝までもう1ヶ月切っており、99回は現地観戦OKとのことなので楽しみです!

少しでも現地観戦に興味を持つ方が増えますように。


さいとーあやみ


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