閉店のごあいさつ
あっ、 この note のブログを今回でやめます。
という内容ではありませんので あしからず
あちこち『 徘徊 』していると 店のドア、シャッターの上、ガラス戸の上に 閉店のごあいさつと書かれた張り紙を目にすることがしばしばあります
私は 思わず立ち停まって その文面をじっと読むのが好きです
「約一世紀の間 ***家をご利用いただき ありがとうございました。」
おー この魚料理の店 100年近くもやっていたのか!
きっと 店閉めること決めたとき 現在の店主は、お祖父さん、お父さんの顔が浮かんだことでしょうねぇ
「店主が体調不良で治療に専念するため、やむなく….. 」
そういえば、この店のご主人 最近 具合が悪そうだったなぁ
道半ばでの閉店 悔しい思い でしょう
「人手不足で 店がまわらず 残念ですが閉店いたします。」
え~ あんなに流行っていたのに、この店のうどん好きだったけどなぁ
今は うどん屋で働く人っていないのでしょかね
「誠に勝手ながら*月*日をもって閉店いたしました
とても急なお知らせになってしまい たいへん申し訳ありません」
時々 菓子パン買ってました
ついこの前まで やっていたのに、いったい何があったんでしょうね ⁈
長い短いはあるにしても それぞれの店、店主に歴史があり、
商売をやっていて楽しかったこと、たいへんだったこと たくさんあったことでしょう
その上で、事情といきさつがあって店を閉めることになったんでしょうね
張り紙の文面には、その思いがこめられていたり、逆に 何も書かれず淡々と事務的なことだけ書かれていたりします
閉店のごあいさつの張り紙は 芸術作品ではないかもしれませんが、
どこか ペーソス(哀愁)を感じます