自分の生きるを、自分でつくる。
20240904.
胸がいっぱいになる瞬間があること
景色を見て感動できること
とても幸せに思う。
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実家に帰る道中、何度も見ているはずの景色がいつもと違って見えた。あまりにも美しく見えたから。思わず車を止め、作業をしているおふたりに声をかけた。写真を撮らせていただけないかと。
この風景をカメラに残したいと思った。
こんな私たちでいいなら、と。少し微笑んでそう言ってくださった。
このご夫婦からしたら長い人生のたった数分の。日常の出来事だったとしても、私にとってはこの風景が美しくて。あまりにも美しすぎて。なんだか胸がいっぱいになった。一面に広がる黄金色の稲とそこで生きるふたりの日常に、心動く何かを感じた。
よく動き、よく働くこと。
好き嫌いなく、なんでも食べること。
自然と共に、生きること。
90歳になったというお母さんが、元気に生きる秘訣を教えてくれた。
いつからか、生きるための大切な営みからから離れていき、当たり前の景色が当たり前ではなくなった。自然と共に生きることが、いつからこんなに難しくなったのだうか。この景色は、生きるための大切な何かを私に訴えかけていた。
この風景を、いつまでも大切にしたいと思った。
ときに自分もその一部となって。
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先日行った古本屋さん。1ヶ月ぶりにお会いした店主さんに、ひと目見て。生命力、増したね。なんだか、野生的になったね。そう言われた。
自分が自分らしくなった先には人間が人間らしくなるのか。と思った。その人間らしさは、こう、社会における人間らしさではなく、生き物。動物としての人間らしさのようなもので。
そう変化するのか。と興味深かった。
なにがそうさせたかはわからないけれど、日々の生きるが私を人間らしくさせたのだろうと考えた。
暮らすこと。生きること。対価を得ること。愛すこと。そこに境界線はないのでは。と今の私はそう思っているから、生きることに繋がる全てのこと。生き物としての人間であること。どこまでも境界線を作ることなく、人間が人間らしく、自然に帰るように。生きていきたいなと思った。
人間としての営みを大切にしながら。自分の生きるを、自分でつくる今日出会ったおふたりのように。
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最近の夜は長袖を着ています。
なんだか寒くて。
みなさんもどうか
お身体、お心共に崩されませんように。
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