ドラマ『舟を編む』を観終わった🌿✨
最近、自分の中でイチオシなドラマ『舟を編む』を観終わった。
めちゃめちゃ良かった~♪
感動して涙がぼろぼろこぼれた。
私は、日本人だけどインドネシア産まれで、幼少期の言語がインドネシア語と日本語のミックスだったため祖母に「この子、何言っているか分からない」と言われたそうだ(母談)。
それを知ってから、話しをするのが苦手になった。
自己表現は身体でするようになった。
だから踊りが好きだった。
そんな私だけど、夫が言葉を扱う仕事だし、鬱になってから自分と向き合うようになって、少しずつ自分の気持ちを言葉で表現することをやってきた。
周りの友達に、身体感覚を言語化する達人が増えてきて、ますます興味が深くなっていた。
俳句に興味が湧いたのも、同じ感覚なのだと思う。
自分の中で感じたことを、言葉にする、人に伝える。
若いころは、そんなの必要ないと思っていた。
違う人間なんだから、わかり合えないと高をくくっていた。
でも自分と向き合って自分を知り、自分と仲直りしてきて、人との関わりも変化してきた。
自分と相手とのくっきりと引いていた境界線が、緩んできた。
そうなってくると、相手と交流する上で言葉がとても大事なことに今更ながら気づいた。
自国の言語といえども、そこに興味を抱き意識を向けないと、自分の中に湧いた感情や感覚を人に伝えられない。
私はそれを少しずつやっていこうと思う。
相手の世界と自分の世界は違うけれど、言葉の表現で相手を傷つけないように敬意を持ちつつ、お互いを理解していけたら素敵だと思う♪