暮らしマルシェ vol.5
こんばんは。
AMIGO KITCHENのあゆみです。
1週間てあっという間ですね。
週4日開けていたお店c:hord hayamaをクローズし約2か月(正確には、2月から段階的に閉めたので3か月弱)
自粛により時間に余裕ができたはずなのに、引っ越しが重なったこともあるけれど、なぜか日々が忙しすぎました。
忙しいと言えば…
我が家の軒下(というかベランダと屋根の隙間)にスズメが巣を作り、たまごが孵るなり、ヒナの一斉のエサ要求の鳴き声と共に毎朝パンを要求されていたのですが、数日前の朝、窓に黒い影が上からまっすぐボトっ!と。
何事かと覗いたら、飛ぶ練習を失敗したヒナが庭に落ちていました💦(もちろん無事でしたが、脳震盪でも起こしたのか、しばらくは本人もぽかんとした表情)
どうやら彼らも飛び立つ準備の時がきたようです。
ツバメのヒナたちも飛ぶ練習が始まっていて、このところリビングから見える空はとても忙しい。
自然の営みは、コロナなんてどこ吹く風で粛々と進んでいく。
そんな光景を眺めていると、わたしたちも、ニュースや情報に一喜一憂して行動を極端にするのではなくて、程よい距離と予防を保ちつつも、油断もせず、過剰反応もせず、日々を丁寧に生きるのが大切だなと思うこの頃です。
本日の簡単クッキング vol.4
今回のレシピは、そろそろ日差しの強い日も多くなってきたので、ご要望のあったビーツの冷製ポタージュ。
食べる輸血なんて形容されて、最近ではわりとメジャーになってきたビーツ。そのままでも驚くほど甘みがあります。
私の生まれた北海道では甜菜のことをビートと呼びますが、どうやら大元は同じヒユ科の植物のようですので、甘みが強いのも納得。
さて、レシピと名乗るほどでもないこのレシピ(私の料理はたいていそんな感じ)
フードプロセッサーかジューサー、ミキサー、ハンドブレンダーなどがあれば一瞬です。
【ビーツの冷製ポタージュ】
2人分
【材 料】
・ビーツ 中玉1個
・塩 小さじ2/3~1
・牛乳 200ml(お好みで+生クリーム 50ml)
(乳製品NGの方は、豆乳やアーモンドミルクで代用)
【道 具】
・フードプロセッサー、ミキサー、ハンドブレンダーなど
※これらはないけれど、気合で頑張りたい!と言う方は、すり鉢または裏ごし用の網などがあるといいと思います。
【作り方】
生のビーツが手に入ったら、まずは40分くらいかけて芯まで柔らかく茹でておきます。
ビーツの茹で方
1. 水洗いして表面の土などを良く落とし、葉があるものは茎のところでカットします。
2. たっぷりの水に、ローリエを一枚いれて火にかけ、沸騰したら中火~弱火にして、表面がつかるくらいの湯量を保ちつつ、芯まで柔らかくなるようにじっくり茹でます。(大きさにもよりますが、約40分くらい)
3.ゆで汁に漬けたまま冷まします。粗熱が取れたら冷蔵庫へ。
缶詰や冷凍のものだと、茹でる手間はいりませんが、保存料などをよく確認したほうがよさそうですね。(味も変わります)
ポタージュの仕上げ
1. 冷めたビーツの皮をむく。(手でこすると簡単に剥けます)
2. ビーツを2㎝角程度の粗切にしてゆで汁を加え(缶詰の場合は缶の煮汁を、冷凍の場合にはミネラルウオーターで代用)ミキサーなどで撹拌し、ピューレにする。
3. 使うビーツによって甘みが違うので、味を見ながら塩を加えて味を調える。
4. 牛乳や豆乳を上に流すので、少し濃いめの味付けで。
5.グラスにビーツのピュレを注ぎ、上からそっと牛乳を流し込んできれいなグラデーションを作る。仕上げに生クリームと仕上げ塩を少し。
スプーンで混ぜながらお召し上がりください。
※ちょっとご馳走感を出すには、牛乳や豆乳を少し温めてからホイップしてミルクフォームを作ります。ビーツのスープの上にふわっと乗せると、ちょっと上等なスープに様替わり。
※ビーツの大きさによりますが、大きいものであれば、作って冷凍しておくのがいちばんです。
じゃが芋や玉葱を入れて、深見のある味にしても美味しいのですが、夏の暑いときはビーツだけのほうがさらっと喉に通って私は好きです。
ぜひお試しあれ。