豊島1泊2日旅行① 〜「休島日」から考える働き方〜
「豊島(てしま)」に住んでいるお友達が誘ってくれて、1泊2日行ってきた!
遊びに行くのはこれで3回目。
小豆島は「土庄町」「小豆島町」の2町あるのだが、実は豊島は「土庄町」である。
一応、小豆島とニコイチの存在なのだ。
東京に住んでいる人は、
「豊島区」の「とよしま」で覚えているので、「てしま」とは呼びづらいかもしれないが、
小豆島や豊島に住むようになると、逆に「とよしま」と読めなくなるので、慣れって面白い。
■初見殺しの船着き場
私が住んでいる小豆島から、豊島への船🚢が出ている。
さて、「チケット買うかぁ〜!」と券売機のボタンを押すも、ポシャポシャ言うだけで反応がない。
いつもならお金をウィーンと食べてくれるのに、口をつぐんでいる。うーん、新1000円札じゃないのになぁ。
そもそも画面パネルが光らない。あれれ、電源が入ってない…?
受付に行くも、スタッフさんはいないし、「受付終了」と札が置いてあった。頭がパニックになった。
もしかして今日船出てない??!うそやん!!!!!😱💦💦
天気いいし、霧も出てないよなぁ。危険物乗せる便でもないはず。
もう1回ホームページを開く。時刻表を見る。
中止なんて書いてないし、おかしいなぁ?と時刻表の横の欄を見ると、
「フェリー」と「旅客船」が交互に書いてあった。
…そうか!
時間によって船が変わるのと同時に、「乗り場」も変わるのかぁぁああ!!!
なんとまぁ、初見殺しである…🤮。
「電車だったら、各駅電車と特急電車は同じホームになのに…」と思ったけど、
船は単純に「大きさが違う」から乗り場も違うらしい。
↑自分の備忘録のために急いでまとめた
ホームページには特に「乗り場が変わる」とは書いていない。
日本人の私でも大混乱だったのに、これ、外国人分かるかぁ…??
旅の初っ端からこんな感じだから先行きがちょっと不安になった。
***
■港のトイレ事情
今回降りる「唐櫃港」は、
トイレが男女各1個しかなく、トイレットペーパーも無い事が多い。
(スタッフさんがワンオペなので補充するタイミングがないのかも)
トイレは必ず船の中で済ませておこう。🚽🚢
私は前回、
豊島に行った時にトイレに行きそびれて、産廃ごみ事件ツアー(というのがある。説明は今度する。)の3時間、極寒の中耐えた経験がある。
結局、3時間後に帰ったあとでもトイレットペーパーは補充されていなかった。
頭がおかしくなりそうだった。
ただでさえ膀胱炎がクセづいている私の膀胱ちゃん。
産廃の説明が全く頭に入って来ず、それ以前にずっと野ションのやり方をシュミレーションしていた。
「今夜泊めさせてくれませんか?」という番組ばりに「今トイレ貸してくれませんか?ぜぇぜぇ…」と充血した目で民家を渡り歩く企画が頭をよぎった。
これ絶対私しか需要ない。こんなゾンビ企画は即打ち切り間違いなしだった。
帰りのフェリーで無事に間に合い、ゾンビの人権は守られたが、
旅行のポイントとして、トイレは先にチェックしておくのが豊島住民のためだと思った。
■島のお休み、働く人のお休み
月曜はアートで有名な直島の「休島日」らしく、
豊島に旅行客が流れて来ることが多いと。
だが、稼ぎ時のはずなのに、店はどこも閉まっていた。
夜に関しては、もっとやってるお店がなく、オープンしていると書かれていても「2日前予約」が必須だった。
スピリチュアルを齧り始めてやや1年。
「直感を信じて行動しよう🌈✨✨」と決めた矢先にこの始末だった。キレた。直感で動けんやないかい!!!
でもこうゆう時にいつも思う。日本人は働きすぎなのかもしれない。
社会人の時は、家族との時間をほっぽり出して稼ぎ時の休日(お盆シーズン)働くことなんてザラだった。行きたいイベントに行けないことが多かった。
豊島の人たちは、「働く人ファースト」なんだ。客ファーストではない。(もちろんそうゆうマインドを持ってる人もいるだろうが)
自分たちの生活の延長線上に商売をしているだけであって、「稼げるから!」「今がチャンスだから!」と動いていない。
予約が入ったら、その日に合わせて仕入れをしてお店を開ける。
プライベートの予定がある日は閉める。ただそれだけ。
よく「病院に行きたいのに、仕事があるから行けない。仕事が休みの日に行かなきゃ」と嘆いている人がいるが、本当は順番が逆なんだ。
病院に行くから仕事を有給使って休むんだ。
お店をやっている人は自分ファーストでもあるので、病院の予定、子どもの学校の予定、あるいは都会から友達が遊びに来てくれるので、という諸々な理由でお店を閉める。
本当はそんな働き方でいいのかもしれない。いや、そんな働き方をしていくのがいいんだ😌
豊島は火曜日が休島日なので、「連休する」という意味で月曜日もお休みしているのかもしれない。
今回も行きたかったお店は閉まっていて残念だったが、唯一やってた別のお店を予約することができ、美味しいうどんを食べながらまったりとお友達と話せたので、結果的にとてもいい時間を過ごせた。
あみーご