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【土地】土地の災害リスクをチェック!賢い家造りの第一歩

災害が怖い皆さん!!

アミーゴ小池です!!

今回は『災害』に関してです!

土地検討の際に災害リスクを確認しないと…

皆さんの土地の災害をシッカリ学んでください!

https://youtu.be/hGFW1-uziA4

日本は『四季』がある国です!

春夏秋冬で様々な気候に変わる、とても美しい国です!

日本で生まれて育った私は上記の感覚を認識するまで時間がかかりました…

年齢を重ねて海外の気候や文化、建築物に触れる事で日本は『特殊』な気候と文化がある国だという事を痛感しました。

そんな日本の特徴として『災害』も重要な要素の一つです!

今回は『災害』に関して学んでみたいと思います!

まず、災害は2種類あります!

・自然災害(天災)

・人的災害(人災)

両方とも聞いたことがある用語だと思いますが、自然災害は地震や津波、洪水や土砂崩れなどの『人間が管理しきれない災害』の事です。

加えて人的災害とは、火災や倒壊、電車の脱線事故、更に原発事故に戦争なども人的災害に分けられます。『人間によって引き起こされる災害』の事です。

今回は土地のチェックの項目なので、皆さんが家を建てようと考えている土地が『災害』が多い土地だったら嫌じゃないですか?

事前にどのような災害リスクがあるのかを建物を建てる前に確認することが重要です!

特に土地を今から購入する場合は災害リスクが多くある土地の場合はリスクが少ない土地に比べて追加で費用がカナリかかります…

土地を既に所有されている方も自分の土地の災害リスクを知る事で今から建てる建物の計画をシッカリ考えないと災害時に対応が出来ない建物になってしまいます…

災害に対して強い建物にすることで住まう人々の生命を守る事が出来ると共に、大災害時に家が安全な建物ではない場合は避難場所などでの長期生活などになり身体・精神的なストレスが伴います。

大げさに対策をする必要は無いのですが、今現状では災害に対しての対策を行わない、または限界ギリギリで対策を行い費用を抑える事が一般的になっておりますが、本当に危険です…

分かりやすい例で言いましたら『地震』です。

地震は日本では日常的に起きる災害ですが、海外では地震が全く起きない地域も多くあります。

そんな地震大国である日本ですが、『耐震等級』と言うものが建物にはあります。

耐震等級は等級1~3まであり、等級3が最も地震に対して強い建物なのですが耐震等級は『建物の地震に対しての強さ』です。

建物が地震に対して強くても『地盤』が弱ければ何の意味もないです…

上記のように説明をすると多くの方が「当たり前じゃん!」って思うのですが…

『地盤=耐震』と認識している人が本当に多いのです!!!

※プロの方でも多いです!!

構造塾の佐藤さんなどもYoutubeで言ってますが、地盤を強くしても建物が弱ければ危険ですし、建物が強くても地盤が弱ければ意味が無いです!

地盤も強くて、建物も強い事で初めて地震に強い家!と呼べます!

しかしこの認識が本当に浸透していない…

そんなことないでしょ?地盤に関しては調査しているし、改良工事しているし、建物も耐震等級3を依頼しているから平気!

上記のような方も多くいらっしゃると思いますが、そもそも地盤調査の結果を簡易的に考えすぎな場合も多く、改良工事が今の建築基準法でギリギリの改良しか行っていない事も多いです。

詳しくは後半でお話しますが、このような認識のズレや甘さ、更に今回お知らせする内容を知らない事によって家を造る皆さんだけではなく、子供や友人、親族にも悲しみを与えてしまう恐れがあります!

先ずは便利なのが下記のサイトです!

ハザードマップポータルサイト

https://disaportal.gsi.go.jp/

このサイトは本当に優秀で先ずは上記の画面の『重ねるハザードマップ』から皆さんの土地を検索してください!!!

例えば私が住んでいる群馬県前橋市の自宅を検察すると下記のように表示されます!

コレだけだと何の情報か分かりませんが、左上の『アイコン』で波のマークなどがありますよね?

「洪水」のアイコンをポチって押すとコチラ!

凄くないですか?

洪水の災害があった場所が表示されます!

細かく見たい場合は拡大してもらえば、より一層見やすくなります!

拡大すると私の家は何も色がついてないので洪水のリスクは低いと判断できますが、左のバナーの「災害浸水想定区域(想定最大規模)」をクリックすると凡例が表示されます!

もし仮に「薄い黄色」のエリアに皆さんの土地が入っていたとしたら0.3m程度の浸水の可能性があるという事です!

薄い黄色が浸水する場合に最も低い色ですが30㎝も水が上がってくるという事です!

基礎の高さは建築基準法で30㎝は確保することが一般的ですが、場合によっては30㎝以下にする場合もあります!

30㎝の浸水リスクがある地域で、または50㎝の場合に、それ以下の基礎高さにしてしまうと床上まで浸水することは無いとしても床下には水が入ってきてしまいます…

そのため、そもそも建物の基礎高さ、配置計画、土地の高さなどを検討しなくてはいけないのです!

更に気になる「アイコン」をクリックしていただき皆さんが検討している土地の情報を取得してほしいのですが【地形分類】は絶対に確認してください!

地形分類のアイコンをクリックしていただくと地図の色が変わり、更に『地図上をクリック』してください!

※表示縮尺を拡大しすぎていると色の表示がされないので注意を!

私の家は上記のように記載がありました!

「土地の成り立ち」などは流し読みで良いですが、「この地形の自然災害リスク」は確認した方が良いです!

ちなみに私の土地は『地盤は良く、地震の揺れや液状化のリスクは小さい』と記載がありますが、実際に地盤調査を行ったところ地盤は良い土地では無かったです…

これらのデータは『平均値』なので絶対に自分の土地は安心!などと思わずに確認することがオススメですが、私の土地のようにリスクが低い地域であれば地盤改良が発生したとしても数十万円で解決することが多いです!

しかし!

ディズニーランドがある浦安市を見てみましょう!

それがコチラ!

分かりますでしょうか?地盤が軟弱+液状化リスク大きいとありますよね?

更に『堆積や土木工事により陸地になったところ』と記載があるように埋立地なので仕方が無いのです!

このような地域の場合は地盤改良が発生する可能性は100%と考えて進めた方が良いです!

地盤改良の費用としても100万円以上は必要だと思った方が良いです!

このように地域によって、災害リスクによって必要な費用が違います!

建物の計画を始める前にこのような項目をチェックすることで予算を考えれば対策は出来ますが、予算ギリギリで建物の大きさなどを決めてしまってから地盤調査をしたら地盤改良発生なんてことになったら更に借金をして追加予算を考える、または建物の計画をやり直す…などと、時間と予算の浪費になりますのでご注意下さい!

次に再度初めのページに戻って、右側の『わがまちハザードマップ』で皆さんの土地の住所を入力してクリックしてください!

コチラでは私共Amigoの東京支店がある台東区上野で検索してみるとコチラ!

すると上記のような地図になり、東京都台東区のバナーが出てきましたよね?

コチラは『それぞれの地域の個別サイト』に手軽に移動することが出来ます!

皆さんの土地の全体を把握するには『重なるハザードマップ』で確認していただき細かく知りたい場合は『わがまちハザードマップ』で地域別の情報を見てください!

ただし!!!

理解できる範囲で十分です!細かい事を勉強する必要はないです!

皆さんは自分の土地が、どの程度のリスクがあるのか?を把握すれば良くて、それ以上の事はプロに頼ってください!

重要なのはプロが同じように調べているとは限らない…と言う事なのです…

皆さんが『危険かも…』と認識したのであればプロに伝える事でプロは自ら調べて対策を提案してくれます!

もしもココまで皆さんが調べて対応してくれないプロだったら依頼することを辞めた方が良いです!

お客様である皆さんから分からない事を聞かれているのに対応しないプロは『仕事』をしてません!依頼する必要もないと判断していいと思います!

更に、皆さんの中では『素人が調べすぎてプロを頼らなすぎるとプロに悪いのでは?』と思う人もいると思いますが、その認識が間違ってます!

皆さんはオサックで学んで後悔ない家を造ろうとしている施主です!

そんな施主の為に、皆さんが不安にならないように先回りして提案するのがプロです!

皆さんは分からない事はドンドン質問して良いのです!

納得できるまで質問してください!

それでも不安であれば有料になりますが、個人コンサルの依頼をAmigoにしてください!

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