*植物図鑑* 梅
ウメ 梅
英名:Japanese apricot
学名:Prunus mume
科名:バラ科
原産地:中国
草丈:1〜3m
色の少ない冬の景色の中で、淡いピンクや白色の花を見かけるようになりました。
姿が見えなくてもフワッといい香りが漂ってきます。
桜ほど華やかでは無いですが、まだまだ寒いこの季節に心がホッと暖まります。
そんな春の訪れを教えてくれる梅が中国から日本へ来たのは弥生時代との説も。
万葉集には100首を超える歌が読まれているそうです。
「令和」の元号はその中の『梅花の歌』から引用されたのは記憶に新しいところではないでしょうか。
学校での習い有名な歌は菅原道真の歌ではないでしょうか。
”東風吹かば 匂ひをこせよ梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ”
(東の風が吹く春になったら、そのかぐわしい香りを送っておくれ、梅の花。主人がいなくても春を忘れてはいけないよ)
梅が大好きだった菅原道真が太宰府へ左遷されるときに詠んだ歌です。
その思いが伝わり梅が太宰府まで飛んで行った「飛梅伝説」があります。
その梅は太宰府天満宮の御神木として1000年以上も大切に祀られています。
梅の花を見たとき、香りを嗅いだとき、万葉の時代に思いをはせて見ると、新たな思いになるかもしれませんね。
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